小樽市新型コロナ比較報告終了 通常医療提供体制へ

 小樽市保健所は、2024(令和6)年第13週(3月25日~31日)についての感染状況を4月4日(木)15:00に発表した。

 

 新型コロナウイルス感染症は、12週よりも2人減の11人となり、定点あたり2.20。2023(令和5)年19週と比べて0.79倍となった。北海道平均では4.35と、先週の4.50よりも減り減少が続いている。

 

 インフルエンザは前週よりも51人減の53人、定点あたり10.60。8週連続警報レベル。

 

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は先週より6人減の31人、定点あたり10.33となり、12週連続警報レベル。

 

 今後も毎週感染状況の発表は行われるが、発生数の比較報告は今回の第13週で終了。何か大きな感染があった場合は報告するとした。

 

 新型コロナウイルス感染症は、昨年5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行し、さらに4月からは通常の医療提供体制に移行。治療もワクチンも自己負担となり、公費負担は終了した。

 

 小樽市新型コロナウイルスワクチン接種対策本部は、3月31日(日)を以っても同ウイルスワクチンの特例臨時接種が終了し、今年度以降は定期接種となるため、同日付けで同対策本部を廃止した。4月以降は他の接種の定期接種と同様に保健所保健総務課が窓口となる。

 

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 ◎小樽市内の感染症発生状況について〜感染症発生動向調査(外部)

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