東日本大震災から13年 小樽AKY親衛隊11回目の寄附

 小樽あんかけ焼そば親衛隊(坂田理隊長)は、13年前の3月11日に発生した東日本大震災で小樽で避難した、小樽・3.11避難者の会(27名・小松雅美代表)に、11回目となる活動支援金の寄附の贈呈式を、4月10日(水)に五十番菜館(稲穂2・澤田寛店主)で行った。

 

 澤田店主と飯岡浩司お酢掛け隊長、小松代表が出席し、協力店(一期一会・小樽あんかけ処とろり庵・時代屋・龍仁・桂苑・龍鳳・五十番菜館)7店舗に設置してある募金箱と親衛隊の善意を合わせた39,185円を手渡した。寄附金は、避難者が札幌の大学に進学する時などに活用している。

 

 飯岡隊長は、「震災から13年が経ち、25歳の息子がようやく目標をもって忙しく仕事していると聞き、傷が深かっただけに元通りになるのは難しいが、少しでも携われたのかと感じた。微力ではあるがこれからも続けたい」と話した。

 

 澤田店主は、「毎回礼状を読むと、“忘れずにいてくれて感謝した”、“気にかけてくれて嬉しかった”などと書かれ、2011(平成23)年はそんなに前のことではない。大した金額ではないが、これからも続けていこうと思う」と話していた。

 

 小松代表は、「毎年ありがとうございます。コロナで仕事が無くなり、収入がなくなった方、若いお父さんが亡くなり大黒柱がいなくなった方、退職させられた方など、必要な方に頂いたお金を活用させてもらっている」と感謝した。

 

 五十番菜館では、お客さんが良く座るテーブルにさりげなく募金箱が置かれ、常連さんをはじめ、沢山のお客さんが今もなお協力してくれているという。

 

 ◎小樽あんかけ焼そば親衛隊(外部)

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