小樽警察署が協力 銭函小で交通安全ルール学ぶ

 大型ダンプカーも行き来する国道5号線の側に校舎がある、小樽市立銭函小学校(見晴町5・篠崎大作校長)では、交通量が増えるゴールデンウィーク前に交通安全への意識を高めようと、銭函交番の山岸裕紀所長と小樽警察署の武田健志交通一課長ら、地域のおまわりさんのが講師となり、4月18日(木)に交通安全教室を開き命を守る方法を伝授した。

 

 3時間目は1年生46人を対象に実際に通学路を歩き、学校周辺の危険な箇所を警察官から説明された。道路には飛び出さない、車の側にも近寄ってはいけない。駐車場の前を通る時は、動き出しそうな車かどうか充分注意するよう呼びかけた。

 

 交通量の激しい交差点の横断歩道では、信号機の青を確認し左右を見て手を上げながら渡り、信号機がない小さな道路を渡る時も車が来ていないか充分に注意。戻る際は、来た道で聞いた注意箇所を復習して歩き、無事に学校に到着した。

 

 武田課長は、「みんな上手にできた。事故に遭うと失う物もあり、自分の命は自分で守る。走ったりしないで、安全確認して6年間有意義な生活を過ごしてください」と話した。

 

 4時間目は体育館で2年生46人へ自転車教室を開き、自転車に乗る時はヘルメット着用がなぜ基本なのか、正しいブレーキのかけ方や自分のペースでゆっくり乗ることが大事だと説明。13歳未満と70歳以上は歩道の右側を乗っても良いが、自転車は車の仲間最低限のルールを守るよう強調した。

 

 ◎小樽市立銭函小学校(外部)

 ◎札幌方面小樽警察署(外部)