小樽港第3号ふ頭クルーズ船岸壁供用記念式典みなとオアシス登録証交付式

 小樽市(迫俊哉市長)と小樽開発建設部は、4月21日(日)のダイヤモンドプリンセス寄港に併せ、11:30から小樽港クルーズターミナルで小樽港第3号ふ頭クルーズ船岸壁供用記念式典とみなとオアシス登録証交付式を開催。みなとオアシス小樽として、全国161・道内13番目に仲間入りした。

 

 迫市長、国土交通・堂故茂副大臣ら約120名が出席し、双葉高校吹奏楽部の演奏やおたる潮太鼓保存会による打演で式典を盛り上げた。

 

 小樽港港湾管理者の迫市長は、「小樽観光を代表する小樽運河や中心市街地に近い、第3号ふ頭での大型クルーズ船の受け入れが期待され、ダイヤモンドプリンセスの寄港に併せて開催できた。

 

 利便性向上と本市を含む周辺の観光に大きく寄与。これからもクルーズ船の寄港に向けて積極的に取り組みたい。港を巷にをコンセプトに、みなとオアシスの登録を契機として、みなとを活かした更なる賑わいの創出に取り組みたい」と式辞を述べた。

 

 堂故副大臣は、「我が国のクルーズ船年間寄港回数は、コロナ前の6割回復した。政府としても訪日クルーズ旅客数250万人、外国クルーズ船寄港回数2,000回を目標としている。

 

 小樽港ではクルーズ船寄港が30回と心強い。先月オープンした国際インフォメーションセンターや、港を核として地域の活性化を促進するための制度、のみなとオアシス小樽の登録。さらに賑わうよう期待する」と挨拶。

 

 堂故副大臣から迫市長へ登録証が手渡され、正式に登録された。テープカットとくす玉開披を行い登録を祝福した。

 

 小樽運河から約300mに位置する小樽港第3号ふ頭が整備され、これまで勝納ふ頭を利用していた大型クルーズ船が、第3号ふ頭に接岸できるようになり、日本海側北部のクルーズ拠点となり、多様なクルーズの観光需要に寄与することとなる。

 

 クルーズターミナルでは、外航クルーズ船寄港時の出入国手続きや内航クルーズ船の乗船手続きを効率的に行う。

 

 3月25日にオープンした小樽国際インフォメーションセンターを代表施設に、第3号ふ頭岸壁を含む小樽港クルーズターミナル、今後整備を進める第3号ふ頭基部緑地、2025(令和7)年度完成予定の海上観光船発着場ターミナルは、構成施設として追加登録をする。

 

 ◎国土交通省「みなとオアシス小樽」を登録します(外部)

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