都通り商店街無農薬野菜即売会 児童用図書77冊寄贈

 都通り商店街無農薬野菜即売会実行委員会(鈴木創実行委員長)は、昨年の土曜市に出店している農家から集めた売上の一部を活用し、市立小樽図書館(花園5・伊藤信彦館長)へ児童用図書77冊(20万円相当)を寄附。

 

 4月24日(水)14:00から小樽市教育委員会(緑3・中島正人教育長)で贈呈式を行い、鈴木実行委員長、しりべし百姓クラブ・村上順一さんとメンバー2名が出席した。

 

 この寄附は、2008(平成20)年に社会福祉協議会へ図書の寄贈から始まり、2009(平成21)年〜2012(平成24)年は同図書館へ寄贈。小樽市の子ども読書活動の推進を図るため、長年続けられている。

 

 2014(平成26)年からは、毎年市内小学校2校ずつに寄贈を続け、前回の忍路小学校で一通り寄贈が行き届いたため、昨年と今回は同館の児童図書を拡充してほしいとの趣旨から、市内小中学校図書館を支援するスクールライブラリー便に活用する本を拡充した。

 

 今回寄贈された本は、食べることの大切さや食育を中心とした本を選書し、イラスト・写真が多く、低学年にも理解できる内容のものを選んでいる。

 

 村上さんは、「本の資金は、土曜市に来ている小樽の皆さんのお陰。若いお母さんにもぜひ来てほしい。食べ比べると美味しさが分かる」と話していた。

 

 後志の農家等が集まる同クラブ40件のうち、毎週土曜日10件前後が同商店街に集まって土曜市を開催。今年で24年目となる。

 

 今年の市は5月4日(土)からスタートし、11月の上旬まで続く。アーケード内車両通行止めとなる11:00から始まり、待ちわびたリピーターが大勢集まって目当ての山菜や漬物・玉子などを買い求め、産地直送・新鮮な野菜が購入できる。

 

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