ポイ捨てが減少! 小樽高島小学校で清掃活動

 小樽市立高島小学校(高島5・村中寿幸校長)では、3年前から4月の恒例行事となった学校周辺の清掃活動を、4月27日(土)8:50頃から開始し、参加者は汗をかきながらゴミを拾い集めていた。

 

 1年生〜6年生の児童・保護者・教員・赤岩町会厚生部と、小樽警察署手宮交番勤務の警察官ら約40名が参加。学校周辺の環境を整えようと、雪融け後の学校裏の土手や道路脇・グランド周辺など、広範囲にゴミを拾い集め清掃活動に協力した。

 

 3年前、学校裏の土手にはどうしてこんなものが捨ててあるのだろうと思うほど、巨大なゴミが見つかったが、児童や地域住民による毎年の清掃活動が抑止力となり、ポイ捨て防止に繋がってゴミが年々減ってきている。

 

 やる気満々の参加者たちは早く準備が整い開始時間を早め、長靴の児童は、土手の下の水たまりも気にせずにゴミを拾いに集中し、友だち同士連携して作業していた。それぞれの持ち場で拾い集めたゴミを集積場所まで運び、1時間ほどで終了。

 

 終わりの会で、同交番・川岸直哉主任は、「皆さん一生懸命に拾い、随分ゴミが多いと感じた。風で飛んできたりポイ捨てもあり、町や学校周辺が綺麗になるように頑張らなければ」と話した。

 

 村中校長は、「ゴミを見る目ができ、ポイ捨てはしない良い経験になった。サンショウウオやオタマジャクシの卵があり、自然を守るためにも学校美化に協力をお願いしたい」と話した。

 

 児童会書記局のけいたさん(5年)は、「昨年よりは少ないが、ゴミがあったのでゴミを捨ててはいけない。来年も参加したい」と話した。

 

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