小樽都通り商店街 春の山菜販売で土曜市始まる

 5月4日(土)の小樽都通り商店街(稲穂2)で、無農薬野菜などを販売する土曜市が、いつもより少ない4件で今シーズンの営業を開始。待ちわびた市民らが、お目当ての山菜などを買い求め、あっという間に完売続出となった。

 

 無農薬野菜即売会実行委員会が主催する土曜市は、同商店街の桂苑からオーセントホテルまでの間に、北後志(余市・仁木・積丹・小樽)の農産生産者が、新鮮な野菜や果物・季節の山菜・農産物加工品などを直売するマーケットで、人だかりができるほどの人気となっている。

 

 毎年スタート初日は、朝に収穫した山菜やはちみつ・卵・豆類が並び、これから野菜の収穫が始まると店頭にも新鮮な野菜が並ぶ。

 

 余市町山田町の松田農園では、昨日採ったフキを茹でて下処理をしたものや、日当たりの良いところに生えたウドやタランボを今朝収穫して販売。新鮮な山菜は15分ほどで完売続出した。

 

 積丹町のんのんふぁーむでは、積丹岳のギョウジャニンニク・タラの芽・越冬ジャガイモや豆類、林の中で原木栽培したどんこしいたけを販売。

 

 滝下農園では、自然卵やハウスで育てたニラのほか、養蜂家が採集したはちみつが人気で、あっさりしたアカシアの木・とちの木・しなの木・春の百花蜜(アカシアと栗)・秋の百花蜜(とちと栗)など6〜8種類を販売している。

 

 常連さんは、「何かあるかなとやってきた。新鮮さが違う。間違いない。これから販売するトマトも楽しみにしている」と話していた。

 

 11月中旬まで毎週土曜日11:00から販売開始し、売れ切れ次第終了。来店者には、マイバッグ持参の協力を呼びかけている。

 

 ◎関連記事