遅咲きの八重桜が満開となった5月14日(火)の手宮緑化植物園(手宮3)は、真っ赤なエゾヤマツツジも咲き、辺りは新緑の季節へと変わり始めている。
ツツジの仲間の黄色のエクスバリーアザレア、黒船来航地時に入ってきたと言われている薄いピンク色のクロフネツツジは散り始めていた。休憩所前の鮮やかな紫色のヨドガワツツジは満開となり、来場者の目を楽しませている。
緑化植物園の中腹にある遅咲きの八重桜が満開となり、まさに見頃。カンザンとフゲンゾウが交互に植えてあり、ベンチや芝生に腰を下ろし、花見を楽しむ人々の姿が見られた。
園内の様々な種類の桜が植えてある場所では、黄緑色の桜の花を咲かせるウコンなど、まだまだ桜が楽しめる。
バイゴジジュズカケザクラ(梅護寺数珠掛桜)の花は淡紅紫色で、花の中心にもう一つ小型の花がつく二段咲きが特徴。
ショウゲツは、外側は紅色を帯び、中心が白い八重咲き。
紅色の八重咲きのナデンは、八重桜の中で最も早い。ホクホウは開花時は淡桃色で、その後に白色になる不思議な桜。
イチヨウは、雌しべが葉化するのでこの名前になったと言われる。キリンは、内側の花弁の色が淡く、雌しべは葉化する。
今後、八重桜が散り始め、風がある日は花吹雪が楽しめる。