2月24日に続き、TINY JAZZ STEPS 実行委員会(髙橋奏多代表)主催の「TINY JAZZ STEPS JAZZの原石が輝く瞬間」が、5月25日(日)小樽八角屋堺町店(堺町1)2Fで開催され、ジャズ好きの小学生から大学生まで7組が出演し、最高のパフォーマンスを披露した。
ニューヨークと小樽を拠点に活動する小樽出身のピアニスト・野瀬栄進氏がゲスト出演し、出演者とのセッションタイムも設けられ刺激的な時間を過ごしていた。
無所属の学生も発表できる場を設け、互いの音楽を知り気軽に意見交換したり、繋がりが得られる場所にしたいと今年2月に初ライブを開催。今回もチケットがSOLD OUTになる盛況ぶりを見せ、出演者の学生たちには 良い体験となり大きな自信に繋がった。
最年少出演の津田弦汰君(小2)は、普段はクラシックピアノを弾いているが、前回父親と観に来てジャズに興味を持ち、ジャズに挑戦したい!と今回の出演に繋がった。野瀬氏とのセッションも体験した。
札幌在住の白木朝君(小6)と温君(小4)の兄弟バンド・朝と温は、トランペットとトロンボーンを演奏。子どもとは思えないパフォーマンスに観客から拍手が沸き起こり、2人は「楽しくできた」と満足した様子だった。
髙橋代表出演のRIPE TUNEで始まったライブは、小樽商科大学ジャズ研究会、野瀬氏、北海道大学ジャズ研究会、Kumagai Yuto Quartetと続き、トリは、大学生バンドのしいたけsmash quartetが2曲を演奏した。
最後は、朝と温、同smash quartetのドラム、野瀬氏でセッション。演奏者同士も刺激を受け合いながら演奏して観客を沸かせ、一期一会のセッションに拍手が送られた。
髙橋代表は、「想いがあってやっていることなのでSOLD OUTとなり、皆さんに知り渡たったことはすごく嬉しい。
出演者同士が会話を楽しんだり、前回とまた違ってよりアットホームな雰囲気。野瀬さんもゲストで出演し、皆さんに大きな影響を与えていると思う。トップバッターで出演し緊張してしまったが上手くできた」と話した。
野瀬氏は、「子どもたちとセッションして緊張した。レベルが高くですごい」と楽しんでいた。
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