第59回おたる潮まつり実行委発会式

 2025(令和7)年度第59回おたる潮まつり実行委員会が、6月3日(火)10:30から、小樽市保健所(築港11)4階講堂で発会式を開き、上参郷光祐実行委員長をはじめ、各部会の役員・関係者が勢揃いした。

 小樽港第3号ふ頭基部及び市内中心部を会場に、メインテーマを「海への感謝と、郷土小樽の発展と全市民をあげて祈念する」、サブテーマを「潮に輝く、ふるさとの鼓動」として、7月25日(金)~27日(日)の日程で開催される。

 

 上参郷実行委員長は、「次世代を担う子どもにおたる潮まつりの素晴らしさを知ってもらいたい。小中学生に参加を呼びかける。第59回ということで伝統を引き継いできた。潮の夏を皆さんに感じてもらうべく企画をしている最中で、ぜひ、見て・踊って・食べるなど、五感で感じる参加をしてもらいたい。何よりも天気に恵まれ、来年の60回へ向けて進めたい」と期待を寄せた。

 小樽コンジェルジュの兼平祐弥さんは、「男性初のコンシェルジュ。小樽の勢いを反映するようなコンシェルジュを務めたい」と、同・三浦夢愛さんは「半世紀以上も続くまつりに携わることができて嬉しい。感謝を込めて精一杯踊らせてもらいたい」と、それぞれ意気込みを述べた。

 

 25日(金)のまつりを知らせる潮ふれこみは18:00から、太鼓鳴り響くおたる潮太鼓保存会を先頭に、潮コンシェルジュと実行委員長などの役員梯団・藤間流扇玉社中・若柳流旭輝社中・直江博子バレエ研究所・潮梯団のふれこみ梯団が都会館前をスタートし、小樽港第3号ふ頭メイン会場まで踊り、19:00の開祭式は、御神水奉納、点灯式、潮ふれこみ踊り抜けを実施する。

 

 昨年まで使用していたステージは解体され、今年からほぼ昨年と同サイズの新ステージをレンタルし、踊る人々の通り抜けも可能となった。

 

 26日(土)の潮ねりこみは、昨年から暑さ対策のため距離を縮小し、サンモール一番街を13:00にスタート。小樽港第3号ふ頭まで踊り歩く。昨年は72梯団・4,537人が参加。

 27日(日)はサンモール一番街から14:00に神輿パレードがスタート。メイン会場に集結し宮入を行う。

 

 夜は3,000発を用意した花火大会があり、花火の前にドローンショーを予定。昨年の117区画よりも縮小した、出店67区画とキッチンカー33台の合計100区画。

 

 6月20日(金)までねりこみ参加者を募集中。7月中旬に第2回実行委員会を予定している。

 

 ◎おたる潮まつり公式サイト(外部)

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