餅まきや神輿で賑わう小樽稲荷神社例大祭

 

 

 2025(令和7)年度小樽稲荷神社(末広町38・木村文彦宮司)例大祭が、2日目の6月14日(土)本祭も好天に恵まれ、19:00には錦豊会館前から神輿2基の奉担渡御が行われた

 

 小樽北海睦や手宮稲凰、その他全道各地から神輿会約300名が集結し、祭りのクライマックスを迎え、能島通りは半纏姿の担ぎ手でごった返し、大勢の見物客が会場に集まった。

 

 山下秀治祭典委員長の三本締めで神輿がスタート。「せいや!せいや!」の威勢の良い担ぎ手の掛け声が響き渡り神輿が進んだ。手宮千成前では飲み物が振舞われ、左右に揺れながら、神輿が露店の間の狭い道路を通り抜け、ヤマシタ前まで向かった。

 

 その間、御旅所仮設舞台から山下祭典委員長らが、荒谷しげ子さんの掛け声で奉祝餅まきを行い、大勢の人々が縁起物の餅をもらおうと集まった。

 

 今年度は1,000個の紅白餅が用意され、子どもも大人も飛んできた餅を受け取ることに集中し、会場は大いに盛り上がった。

 

 近所に住む6歳の男子は、「初めて餅まきに参加したが、6個ももらえて楽しい」と夢中だった様子。

 

 日が暮れてもまつりを楽しみ、露店を行き交う人々で賑わっていた。

 

 ◎小樽稲荷神社(外部)

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