小樽市長定例記者会見 自動運転EVバス実証運行

 6月27日(金)11:00から、小樽市長定例記者会見が市役所(花園2)で開かれ、自動運転EVバス実証運行の概要について・クーリングシェルターの運用開始など、6項目についての説明があった。

 

 自動運転EVバスの実証運行については、バス運転手不足を背景に、将来的にバス路線を維持していく手段のひとつとして、自動運転バスを導入する可能性を検討するもので、社会実装を想定した公道での試運転・試乗会を行い、運行上の課題や地域の受容性について検証・把握を行うことを目的に実施される。

 準備期間は7月14日(月)~8月6日(水)、試乗期間は8月18日(月)~31日(日)9:00~16:00の1日7便を予定。

 

 小樽国際インフォメーションセンターを出発し、色内大通り〜堺町本通り〜道道17号小樽港線通り(臨港線)を通り、小樽国際インフォメーションセンターを到着点とした約3.7km。車両は、ガラス工芸をイメージしたラッピングのNavya mobility社自動運転バス(EVO2)を使用する。定員8名で無料乗車できるとした。

 

 今回の実証では、基本的に自動運転で走行するが運転手が乗車し、その監視下で運行する自動運転レベル2で実施。障害物を車両が検知した場合は、自動停止し運転手が手動で運行を再開し追い越しなどはしない。詳細は後日HPで知らせる。

 

 7月1日(火)~9月30日(火)に、市民が暑さから逃れて涼むことができる市内の民間施設や、市有施設をクーリングシェルターとして指定し運用する。

 

 この期間中は、熱中症特別警戒情報の発表の有無に関わらず利用可能で、指定施設は、6月23日(月)現在で18施設あり、国が定めたクーリングシェルターマークを掲載した案内表示を掲示する。

 

 利用無料で予約も申込も不要。過度に冷房を稼働させる施設ではなく、通常の空調管理のもと冷房を稼働させる。

 

 現在、冷房設備があり無料で利用可能で、受入可能人数に応じた適切な空間と休憩用の椅子等がある協力施設を募集している。

 

 小樽市産業港湾部商業労政課が事務局となる小樽地域雇用創造協議会が、6月27日(金)から市内企業情報検索用ポータルサイト「小樽ジョブナビ」を公開した。

 

 現在、市内50社の情報が掲載され、企業の特徴や魅力だけではなく、求人情報や移住に関する情報、各種セミナーや合同企業説明会などのイベント情報なども発信し、市内企業・求職者双方に役立つ情報を届け、広く全国へ情報発信していきたい考え。

 

 中高生が市内企業を知り、興味関心をもつきっかけになることも期待。掲載を希望する企業は産業港湾部商業労政課へ。

 

 元総合福祉センター2階で開設しているとみおか児童館は、7月22日(火)から、元勤労女性センターへ移転する。開館時間10:00~17:00、月曜日休館。移転に伴い、7月15日(火)13:00~7月21日(月)は作業のため休館。

 

 このほかにポイ捨て防止ポスターコンクール、保険証・資格確認書の有効期限について説明があった。

 

 ◎市長記者会見記録令和7年6月27日(外部)

 ◎市長記者会見記録令和7年6月27日(YouTube)

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