小樽みなとライオンズクラブ(田中広文会長)は、小樽の子どもたちの文科系活動を発信する場を提供し、全道・全国・世界に輝くための第一歩のきっかけ作りの場を創出する目的で、第1回小樽スクール文化フェスティバルを開催。
6月28日(土)・29日(日)の2日間、ウイングベイ小樽(築港11)を会場に、市内小中高生が在籍するグループ・団体など約30団体が出演し、同クラブ30名がスタッフとしてイベントを盛り上げた。
28日は、同ネイチャーチャンバーで中高生の吹奏学部による演奏やダンス、ヲタル座で太鼓の打演と軽音楽部の高校生が出演。多くの来場者が来場し、若者の奏でる音楽に耳を傾けた。
29日の会場はネイチャーチャンバーのみで、同クラブメンバーが型抜き・輪投げ・わたあめなどの縁日を出店した。
ステージでは、13:00から1978(昭和53)年設立の小樽少年少女合唱団17名が、振り付けも伴ってハーモニーを響かせ、ダンスユニットW-AIを結成した奥沢小学校6年のあいちゃんとあいりちゃんは、赤と黒の衣装でキレキレのダンスを披露。
ダンスを見ていた母親は「かっこ良かった」と、子どもの成長を喜んでいた。
その他に新聞部制作の新聞や書道・写真作品が展示され、買い物客やイベントに訪れた人々は、足を止めて見入っていた。
伊藤嘉章実行委員長は、「以前から温めていた部分もあり、当クラブに在籍し、このような場を提供してもらい、メンバーと協力して実現できる時が来た。今後は、拡大しつつ持続的に開催できれば」と話していた。
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