小樽コンシェルジュに指導 潮まつり踊り練習会

 

 

 おたる潮まつり実行委員会(上参郷光祐実行委員長)が、まつりに重要な潮音頭と潮踊り唄の踊り方を、潮コンシェルジュに指導する練習会を、6月30日(月)小樽市民センター(色内1)を会場に非公開で実施した。

 

 ミス潮から潮コンシャルジュになって4年目。今年は初の男性コンシェルジュの誕生となり、踊りの先導を飾る上参郷実行委員長の両脇には、同コンシェルジュの兼平祐弥さんと三浦夢愛さんが踊る重要なポストとなる。

 講師は、藤間流扇玉会・扇玉会主と藤間扇久華氏・髙田弥沙氏が務め、指先から手拍子の叩き方、各パートの所作など細かく指導。

 

 これまでの女性2名が男女1名ずつとなったことで、女性はしとやかに男性は力強く、肘の張り方や足の上げ方にも違いがあり難しさを実感。初めての練習会とあって、緊張した雰囲気が漂っていた。

 

 扇玉会主は、「男性はしなやかで真面目、女性は重心がしっかりし活発でやる気十分。踊りで性格が分かる。この2人は良いペアで心を通じさせて踊り、観客からも好感が持てると思う」と期待した。

 兼平さんは、「初めて踊り、シンプルであるが奥が深く難しい。いままでにないかっこ良さとキビキビと踊りたい」と述べ、三浦さんは、「練習は厳しいが踊りは楽しい。海や山のイメージが沸くように踊りたい」とまつりへの意気込みを見せた。

 

 公開練習会は、小樽市民会館一号室で7月7日(月)・11日(金)13:30~15:30、都通り商店街ぎんざ手芸店前で20日(金)19:00~20:30を予定している。

 

 ◎おたる潮まつり公式サイト(外部)

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