特別な夏の思い出 小樽七夕祭り

 

 

 小樽堺町通り商店街振興組合では、これまで8月に開催していた小樽堺町ゆかた風鈴まつりを、1月早めた7月5日(土)6日(日)に小樽七夕祭りとして、小樽芸術村中庭に櫓を立てて、利尻屋みのや堺町中央店でお化け屋敷、小樽堺町通り商店街各所でライトアップを実施。

 初日は夏らしい暑さの晴天となり、大勢の人々が来場し夏を満喫していた。12:30からYUKATAコンテスト(子どもの部)が同村中庭で開催され、小学生以下の子ども約70名が参加。5名ずつ櫓に上り帽子やリボンなどの小物を上手に使ったり、浴衣の粋な着こなしをアピールした。

 

 日本舞踊藤間流扇玉会・藤間扇久華氏、キモノDE小樽主宰・八尾幸治氏、ウスキ呉服店・臼杵美紀代表の3名が審査員を務め、優勝者にはおもちゃ券3万円がプレゼントされた。

 

 昨年もチャレンジしたゆうひ君(4)としゆう君(3)兄弟は、帽子をアクセントにバッチリ決めていた。

 

 櫓の回りには、かき氷など飲食ができる天の川ビアガーデンをオープンし、くじ・スマートボール釣りなどの縁日も開かれ、訪れた人たちは、夏祭りに相応しい雰囲気を楽しんでいた。

 夜になると、同中庭では天の川を模した青提灯とストリングライトによる装飾を演出。おこばち川では、川の雰囲気を生かした青のイルミネーションの装飾が施され、堺町通りでは、小樽出世前広場の和傘とストリングライトで装飾されたライトアップをバックに、浴衣姿で写真を撮る人など、それぞれに七夕祭りを満喫していた。

 

 櫓もライトアップされ、19:00から小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りが始まり、会場を盛り上げていた。

 札幌から訪れたきほなちゃんと母親は、「このイベントのため小樽に来た。盆踊りが好きで、大好きな小樽で開催されて嬉しい。盆踊りだけでなく、屋台や櫓、縁日もあり楽しみたい」と話した。

 

 利尻屋みのや堺町中央店では子ども向けのお化け屋敷を開催し、初日は定員となる人気となっていた。

 

 ◎【第一回】小樽七夕祭り(外部)

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