セーフティコール おたる夏の交通安全運動

 小樽市では、観光や夏型レジャー等に伴う事故防止・バイクによる事故防止・飲酒運転根絶を図るため、夏の交通安全運動(7/13~22)に合わせ、7月11日(金)9:30からセーフティーコールおたる交通安全一斉街頭啓発を行った。

 今回は、JR小樽駅前・花園十字街・入船十字街など8カ所に分散して実施。JR小樽駅前では、小樽市交通安全運動推進委員会・小樽警察署・小樽交通安全協会・各町内会など95名が、国道5号線沿いに交通安全を呼びかける旗を持って旗波を作り、ドライバーに対し安全運転と飲酒運転根絶の啓発、歩行者に対して交通安全を呼びかけた。

 

 活動に先立ち、同市・鈴木生活環境部長は、2014(平成26)年にドリームビーチで発生した飲酒運転ひき逃げ事故で3名の命が奪われた事故に触れ、「飲酒運転根絶を訴え12年目となるが、残念ながら今だに後を絶たない。

 

 風化させないよう、事故が起きないように理解と関心と深め、啓発活動を行うことは重要。関係団体と連携を深める推進を行う」と述べた。

 

 同署・佐藤広之交通官は、「今年1月から7月10日までの交通事故件数は59件で、前年同比で-12件、負傷者は74名で前年同比-18名、死亡1名。交通事故は悪質な犯罪であるという浸透が少ない。7月13日は小樽ドリームビーチで飲酒運転根絶を訴える啓発活動を実施し、パトカーによるパトロール・検問を実施し、関係機関による街頭活動の協力を募る」と述べた。

 

 小樽交通安全指導員協議会の石埼指導員は、飲酒運転根絶の旗を持って参加。毎朝7:00と夕方に梅ヶ枝郵便局前で交通安全啓発を実施。参加者は、それぞれに日頃から交通安全啓発活動に尽力している人が多い。

 小樽地区安全運転管理者協会・影山豊彦副会長は、「13日から夏の交通安全運動が10日間の日程で始まり、終わりはない。無事故で安全な観光都市小樽となるよう、交通安全運動に尽力してもらいたい」と閉会挨拶を行った。

 

 ◎令和7年度交通安全運動実施計画(外部)

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