小樽市忍路で農業を営むなまらファーム(忍路・渡邊充康代表)のミニトマトジューズが、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会(東京都中央区・福井栄治代表理事)主催の野菜ソムリエサミット2025(令和7)年6月度加工品部門で、唯一金賞を受賞。
2023(令和5)年・2024(令和6)年のミニトマト・ほおばりっちの金賞受賞に続き、2025(令和7)年はミニトマトジュースで挑戦。加工品部門で唯一金賞を受賞し、3年連続受賞となり、「ほんとうにおいしいものを作り届ける」をモットーに励んできた成果を喜び、更なる上の最高金賞を狙っている。
農産物のさらなる価値向上と農業の活性化を目指し、野菜・果物・農産加工品の品評会「野菜ソムリエサミット」を開催している同協会の評価員は、「サラっとしたのどこしとスッキリとした味わいで常温でも冷やしても飲みやすい」と高く評価している。
7月14日(月)11:00から渡邊夫妻で市役所(花園2)を訪れ、迫俊哉市長らに受賞を報告。迫市長は日々の努力に敬意を表した。
金賞を毎年受賞すると宣言している渡邊さんは、「10年受賞を続けると、10年美味しいトマトを作る人が小樽にいると移住にも繋げたい」と意気込む。
トマトジュースは7年前からチャレンジしていたが、今回受賞した同ジューズは、昨年受賞のほおばりっちを9月に収穫し美味しい完熟のみを原料に、ベリーベリーファーム(仁木町)に加工依頼し、今年1月にやっと手元に届いたという。
180mlで1,300円、710mlで5,000円の2タイプで、ポートマルシェotarueとタルシェ、札幌のマルヤマクラスのフレッシュファクトリーのみの販売。賞味期限は常温で2年間。
妻の沙代さんは、「美味しいものを作り届けるがモットーなので、ミニトマトを販売する上で、美味しいがどうか評価してもらう基準点となる」と話し、渡邊さんは「金賞を受賞したトマトで作ったジュースなので金賞は当たり前だとは思うが、加工部門は沢山の応募があった中で唯一の受賞だった」と述べた。
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