箏咲楽雅会&アンサンブルSAKURA(大林朋子代表)の演奏会が、7月21日(月・祝)14:00からウイグベイ小樽(築港11)5番街3階ヲタル座で開かれ、観客70名が和洋楽器のハーモニーを楽しんだ。
箏奏者で各音楽教室等の講師を務める大林代表は、小樽・札幌の福祉施設や学校・町内会・病院等で心温まる演奏会を開き、小樽市立西陵中学校の音楽授業で箏の指導を10年以上も続け、多くの生徒が箏の演奏を体験している。
Luuさんが司会を務め3部構成の演奏会は、出演者に質問タイムも設けて和やかに進められた。大林代表と青木昌代さんの箏、小野寺順子さんのピアノ、佐藤文俊さんのベースギター、風間景太さんのカホン、近藤ひとみさんの鍵盤ハーモニカで演奏。
ゲスト陣も豪華で、第1部の久本玄智作曲の箏曲「春の光」には、小樽三曲会の植木亮山会長が尺八で参加。
植木会長は、「長生きに良く頭も指も使い、尺八を持って50年近くなり演奏してきて良かった」と話した。
2曲目の本能寺を、日本詩吟学院小樽しりべし岳風会・會田岳抄さんの詩吟に合わせ、大日本正義流剣舞術神正館の中村ひとみさんが剣舞を披露。會田さんは、「息を吐くことが大事で、健康に繋がり歴史も分かりやすい」と入会を勧めていた。
第2部は、同SAKURAの演奏で、いとしのエリーをカホンの風間さんが演奏しながら歌も披露。プルメリアフラグループ・篠宮武子さんと生徒の松村美江子さんが、ハナミズキの曲に合わせて優雅に踊り、観客から大きな拍手が沸き起った。松村さんは、「和楽器とフラがマッチして素敵だった。これからも演奏を続けてください」と話していた。
馴染み深い曲を盛り込みながら、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を会場が一体となって歌うコーナーも設け、楽しい演奏会が続いた。
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