神輿・ドローン・花火! おたる潮まつり最高潮!

 

 

 7月25日(金)に開幕したおたる潮まつりの最終日27日(日)は、潮太鼓打演やバラエティステージが開催され、神輿パレードや2年ぶりのドローンショー、花火大会が行われ、大勢の見物客で賑わった。

 14:00からサンモール一番街に集まり、松前神楽小樽保存会(本間清治宮司)を先頭に、小樽住吉神社赤坂奴同好会の奴さんと、潮見ヶ岡神社・北海睦会・龍祭会・北海男塾の神輿4基が参加して神輿パレードが行われた。

 

 道内外から集まった約800人の担ぎ手が、中央通りから駅前通りを抜け中央ステージ前まで神輿を移動させ、沿道の見物客を楽しませた。

 

 15:00からはねりこみコンテストの表彰式が中央ステージで開かれ、71梯団の頂点に立った株式会社北一硝子に、上参郷実行委員長から表彰状と優勝旗が手渡され、「審査員満票で、音の演出も全体的な構成も素晴らしく、全身を使った踊りもイキイキとして感動した」と講評が述べられた。

 北一硝子代表は、「毎年参加させていただき、久しぶりに優勝でき嬉しく思う。小樽で一番のイベントの賑わいに、北一硝子という会社として、少しでも貢献できたと思う。今後も参加する」と喜びを述べた。

 

  一般投票で決定した市民賞にはチーム望洋台、特別賞には、踊りの所作が圧巻の小樽伝統文化の会和を遊ぶ、まとまりが良く楽しそうに踊る姿が良かった龍宮稲穂界隈、全員でのソーレの掛け声が元気いっぱいの医療団三ツ山病院、コスプレで盛り上げ楽しませたオタ☆マニ、1人1人の踊りの完成度が高く子どもも元気で楽しそうだった小樽美容協会青年部の5チームが選ばれた。

 

 上参郷実行委員長は、「71梯団・5千人以上の参加をいただき、ありがとうございました。今年は北一硝子さんの優勝。受賞された方々おめでとうございます。来年の参加も約束を取り交わし安心したところ。賞に入らなかった方々にもチャンスはある。踊ることを躊躇わずにどんどん参加人数を増やしたい。来年は60周年の記念大会となり、多くの皆さんの参加を待っている」と総評を述べた。

 

 

 19:40からは、大塚製薬株式会社(本社:東京都)のオロナミンCドリング発売60周年を記念した特別プロジェクト「元気ハツラツ!大空大合唱inおたる潮まつり大花火大会」が、2年ぶりとなるドローンショーが開催された。

 

 約1,300機にも及ぶドローンが、夜空に歌詞や五線譜・オロナミンCの形をした音符を描き出し、来場者と一緒にKANの代表曲「愛は勝つ」を大合唱した。

 

 引き続き花火大会が開催され、ミュージック花火5,000発が夜空に打ち上げられた。

 中央ステージでは閉祭式で、誰でも参加できるさよなら潮音頭が行われ、踊りを知らない人も参加して踊りの波ができ、最後は潮太鼓の打演で締めくくられた。

 

 ◎おたる潮まつり公式サイト(外部)

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