小樽商科大学のYOSAKOIソーランサークル「翔楽舞」が、8月17日(日)小樽市民センター(色内2)マリンホールで、日頃お世話になっている人々へ感謝の気持ちを込めた演舞披露会を開催。よさこいファン約300名を魅了した。
2007(平成19)年に結成された同サークルは、毎年6月に開催されるYOSAKOIソーラン祭りにも出場。ファイナルステージ進出を目標に活動し、2025(令和7)年第34回同祭りに出場し、小樽のニシン漁をモチーフに、荒波に挑む漁師の姿を後志生れのソーラン節に乗せて表現している「群笑(ぐんじょう)」で目標を果たすことができ、優秀賞を受賞した。
今回は、2017(平成29)年「慶陽(よろこび)」、2018(平成30)年「出帆唄(いづほうた)」、2019(令和元)年「四獣奏(しじゅうそう)」、2012(平成24)年「大海宴(だいかいえん)」、2015(平成27)年「鬨(かちどき)」、2023(平成5)年「轟(とどろき)」、2025(令和7)年「群笑(ぐんじょう)」を、1~4年生の約100名が力強い演舞で披露した。
来場者が一番気に入った演舞に投票し、最後に最高得票数を再演舞するかたちで、「群笑」が選ばれた。
同大お笑いサークルのゲスト出演や、翔楽舞OBの砂田氏が率いる小樽ヨサコイソーランジュニア「澪」の7名が「よっちょれ」を、学校の運動会で広く踊られている「南中ソーラン」、YOSAKOIソーラン25周年を記念してつくられた「Street of the Soran」などが披露され、終始熱気に包まれていた。
谷晃輔第18代代表(3年)は、「設立当初から大切にしてきたヨサコイを通じて小樽を盛り上げ、地域に貢献することを目標に、演舞だけではなく清掃活動や除雪や祭りのボランティアなど、様々な活動に力を入れてきた。
小樽の皆さんに恩返しをしたい思いから作った作品が、小樽のニシン漁をテーマにした“群笑”。商学部の学生だからこそできる後志の本場ソーラン節、新たに挑む力強さを表現し、見てくださる全ての皆さんに笑顔と感動を届けたいと、YOSAKOIソーラン祭りまで駆け抜けてきた。念願のファイナルステージで踊ることができたことは何よりも誇り」と挨拶した。
衣装の展示や活動を紹介するパネルも展示され、翔楽舞の魅力満載の演舞披露会となった。
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