しりべし経済レポートvol.116 管内経済10期連続持ち直し

 8月27日(水)13:30から、北海道財務局小樽出張所(清水雅之所長)が、しりべし経済レポートvol.116(令和7年4月~6月期)を発表。管内経済は持ち直していると総括判断し、10期連続据え置いた。

 個人消費は、物価高による節約志向が続く中で、時短や簡単で便利な手間をかけずに美味しい料理を楽しむ需要が堅調であったことから前年を上回り、新車登録・届出台数は、前年の認証不正問題から反動増により前年を上回ったことから、判断は持ち直しつつあるとした。

 

 観光は回復しつつあると判断を据え置いた。主要観光施設利用者及び主要宿泊施設宿泊者数は、物価高の影響があったが円安の状況が続き、海外客が増加したことから前年を上回った。

 

 5月以降は天候に恵まれメディアにも取り上げられ、観光に関する生の声として国内客が好調。海外客もロケツーリズム需要により、東アジア方面からの客入りが安定していた。

 先行きは大阪万博の影響が道外からの宿泊者数に影響すると考えられる。物価高による旅行控えと思われる影響で、夏休み時期の宿泊予定者数が、例年よりも少ない状況と聞いている。

 

 6項目の中で持ち直しのテンポが緩やかになっていると、だたひとつ下方修正した住宅建設は、新築住宅着工戸数は分譲住宅が前年を上回っているものの、持家と貸家が前年を下回っている。その理由として、建築需要の高い地域における建築可能な土地の減少や、土地・建物の購入費上昇がみられる。

 

 公共住宅は前年を上回り、公共工事前払金保証請負金額も前年を上回っている。

 

 生産も持ち直しつつあると判断し、生コン出荷状況は官需が前年を上回り、民需は前年を下回ったが、全体では前年を上回った。

 

 雇用は緩やかに持ち直しているとし、有効求人倍率は前年を上回ったものの、有効求人数及び有効求職者数は前年を下回る状況が続いている。新規求人数は前年を上回っている。

 

 民間求人媒体を積極的に利用しているとの声があり、企業の求人意欲が高い状況は続いているとのこと。

 

 金融は貸出金残高は前年を下回り、企業倒産では件数・負債総額とも前年を上回った。

 

 また、トピックス「財政融資資金の管内地方公共団体向け貸付状況について」、清水所長から発表があった。

 

 ◎Vol.116しりべし経済レポート令和7年8月発行(外部)

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