小樽市は、令和7年小樽市議会第3回定例会を、9月2日(火)10:00から議場で開き、会期を9月2日(火)~24日(水)までの23日間に決定した。
今定例会での市長提出議案は、令和7年度小樽市一般会計補正予算などの予算・決算議案17件と、条例案その他の議案9件、専決処分報告など。議会最終日に追加提案の人事案件1件を予定している。本日、共産党より議案第27号小樽市非核港湾条例案が提出された。
市長提出の議案26件について提案説明を行った。
北海道より津波被害を受けた新たな被害想定が公開された事などに伴う業務継続計画の改定費用826万1千円や、安定的な除雪体制を維持するため、タイヤドーザ1台の更新費用4,600万円を債務負担行為として計上した。
障がい者総合支援法等の改正により開始となる新たな障害福祉サービスとして、障がい者本人が自分の就労能力、希望の適正にあった就労先を選べるよう支援する関連費用363万円。
将来の庁舎建設に必要な資金の確保として、北海道市町村備荒資金組合への納付金1億円を計上した。
街路防犯灯設置費補助金165万9千円、桜ヶ丘球場内のスプリングクラ―を修繕費用は、SDGs(ふるさと応援)私募債を通じた株式会社北洋銀行からの寄附金12万円を活用した。
埼玉県の陥没事故を受けて、大規模下水道管路特別重点調査事業費1400万円を計上した。
また、小樽市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案については、小樽市立病院の診療科目として呼吸器外科を新設する。施行期日は、令和7年10月1日。
工事請負変更契約は、手宮公園競技場トラック等改修工事の請負変更契約を締結。122万1千円増の2億1,297万1千円など。
損害賠償額の決定については、令和6年10月6日に発生した消防本部の救助工作車による照明灯の損傷事故に関わる損害賠償について、569万560円(照明灯修理費)。
令和7年度補正予算額は、一般会計4億5,776万2千円、国民健康保険事業特別会計1億55万6千円、介護保険事業特別会計8940万4千円、後期高齢者医療事業特別会計8,484万円、下水道事業会計1,400万円、合計7億4,656万2千円となった。
会派代表質問は、9月8日(月)より、自由民主党・佐藤奈緒美議員、みらい・中村岩雄議員が質問に立つ。
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