生涯スポーツの振興目指す スポーツフェスティバル

 

 

 NPO法人小樽スポーツ協会(前田和男会長)は、9月14日(日)9:30~15:00に、小樽市総合体育館(花園5)で第17回おたるスポーツフェスティバルを開催し、参加者はスポーツの秋を楽しんだ。

 市民ひとりひとりが、年齢や体力に応じた健康づくりや充実した人生を送ることができるよう、生涯スポーツの振興を目指し、野呂武志副大会長が開始宣言を行った。

 

 前田大会長が、「これまでの競技内容の他、アスリート先生のスポーツアップ教室で走る・蹴る・投げるの体験教室が開催され、済生会ではモルックという新しいスポーツも体験できる。今日1日楽しんでもらいたい」と挨拶した。

 

 小樽ラジオ体操連盟によるラジオ体操第1・第2を参加者全員で行い、小樽体操連盟が体操の練習成果と模範演技を行い、小さな子どもたちが、繰り返しマットの上で日頃の練習の成果を披露。同連盟のエースたちが、模範演技でバク転や技を決めると大きな拍手が送られた。

 新しい取り組みのスポーツパワーアップ教室には、約60名の子どもたちが参加し、小樽陸上競技協会が招いた10秒台で走る陸上選手3名が走る技術を向上させるための特化したトレーニングの手本を見せ、参加者も同じ動作を体験した。小樽サッカー協会ではボールを蹴る練習、小樽軟式野球連盟はボールを投げる練習が行われた。

 

 第1体育室では、同体育館指定管理者・シンコースポーツ北海道株式会社が、バランスボールとフラダンス教室を開き、第2体育室では小樽ゲートボール協会によるゲートボール体験が実施された。

 4月から体操を始めた小学1年のりのちゃんは、初めてゲートボールを体験し「上手くボールが入らなかった」と話した。このほかモルックやボッチャ教室、e-sport体験なども行われた。

 

 11:45からアリーナで各団体の発表が行われ、日本3B体操協会小樽は、伸縮を利用したベルタ―を使い、関節の可動域を広げ筋肉の柔軟性を高める体操などを行った。

 

 おたる体操ジュニアクラブのダンス・太極拳花園同好会の太極拳・小樽地区空手道連盟の基本の形や組手・吉松派若柳流旭輝会の日本舞踊などの発表があった。

 

 ◎第17回おたるスポーツフェスティバル(Instagram)

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