おたる産直ネットワーク主催・なまらファーム監修で、9月20日(土)・21日(日)、ポートマルシェオタルエ前広場(港町5)を会場に、小樽ミニトマトフェス2025が開催されている。
渡邊充康代表と沙代夫人が営むトマト農家•なまらファーム(忍路2)では、金賞受賞の品種「ほれまる」などトマトを中心に丹精込めて育て、日本野菜ソムリエ協会主催の野菜ソムリエサミットに挑戦し、2023(令和5)年と2024(令和6)年の2年連続で金賞を受賞。
10年間連続金賞を目標に、2025(令和7)年9月度に金賞を受賞し3年連続となり、さらに別品種「ダルタリー」でも金賞を受賞。加工品部門でも6月度にミニトマトジュースが金賞を受賞した。
渡邊代表は、「10年金賞を取り続けたい思いには、信用とか僕らがやっている美味しいを、知らない人にも言ってもらえるように受賞を続けたい。ほれまるの品種が日本で一番美味しいし、日本で美味しいトマトは小樽にある。日本で一番美味しいミニトマトを作るために小樽に移住してきてくれたら嬉しい。小樽に農業を無くしたくない」と話した。
今回のフェスでは、金賞受賞のほおばりっちやダルタリーの販売をはじめ、なまらファーム近隣の農家産直のかぼちゃ・じゃがいも・ナス・パプリカ・プラム・ぶどうなど、新鮮野菜や果物のマルシェとほおばりっちを使ったメニューを提供する8店舗が出店し、トマトのうまみが詰まったメニューを堪能できる。
イベント初出店の阿蘇鮮魚店株式会社では、イカ・エビ・ホッケを会場で焼き、その上に沙代さん手作りの贅沢な味わいトマトソースをかけて提供。阿蘇裕文専務は、「ここでしか食べられない」とアピールした。
ホテルノイシュロス小樽は、鹿肉パティに赤ワインとトマトソース、チーズをバケットでサンドしたジビエルージュほおばりバーガーや、ほおばりっちに野菜とモッツアレラを合わせたカップサラダのピッツァレーゼなどを提供。
居酒屋おか田のたっぷりトマトで作った無水ミニカレー、キッチンカーDECODERIのほおばりっち入りのクレープ、大衆バルBridgeもチキンオーバーライスを提供した。
エア遊具を設置し、両日、チラシ持参で先着100名にトマトすくいが無料で楽しめる。20日は学校法人麻上学園認定こども園さくら幼稚園がキッズゾーンを開設した。
大瀧健太園長は、「地域の方と触れ合いを大切に、お祭りなどにも参加している。少子化対策として、学生と子ども・地域の人と子どもを繋げている。子育てをネガティブに思う人もいるが、お母さん・お父さんになりたいと思う人がひとりでも増えてくれればと思う」と話していた。
小樽ミニトマトフェス 9月20日(土)・21日(日)9:00~20:00
ポーとマルシェオタルエ前広場(港町5)
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