手宮中央小でMURAOKA杯少年野球大会

 野球人口が減少する中、今後の少年野球の発展に繋げようと、株式会社村岡(豊川町・村岡亘代表取締役社長)が主催するMURAOKA杯争奪少年軟式野球親睦大会(村岡亘大会長)が、10月11日(土)8:30から小樽市立手宮中央小学校グランド(末広町13)で開催された。
 
 
 7回目となる今大会は、同小学校開校10周年記念大会を兼ねて実施され、地元北小樽BEASTをはじめ、朝里ブレイブス・古平野球スポーツ少年団・札幌ブラックタイガーズの4チームが参加し、秋晴れの好天の中、選手たちはこれまでの練習成果を発揮し好プレーを続出させた。
 
 
 1回戦目は札幌ブラックタイガーズと朝里ブレイブスが対戦。4回以降7点差を持ってコールドゲーム(大会規定)なり、12対0でブラックタイガーズが2回戦目に駒を進めた。
 
 同チームのピッチャー・石川槍大君(6年)は、「1勝するとメダルがもらえるので、モチベーションを上げてチームで頑張ることができた」と話し、キャプテンの櫻庭悠史君(6年)は、「チームが勝って次の試合に繋げることが出来て良かった」と話し、サードの田島健梧君(6年)は、「北照高校の高校生が応援に来てくれて、チームの士気が高まり勝てたと思う」と喜んだ。
 
 会場周辺にはブラスバンドの応援の演奏が響き、今年7月に引退した同高校野球部員3年生22名が、村岡大会長の呼びかけで集まった。引退後に練習を重ね上手に演奏し、応援団として大会を盛り上げ、審判の手伝いをする元部員の姿も見られた。
 
 応援団のひとりは、「地域貢献できればと思う」との思いを込めて参加していた。
 
  村岡大会長は、「急激な少子化に伴い、野球人口が減る中で同大会も7回目となり、協賛してくれる企業も増え、応援する人も増えて心強い。できる限り大会の開催を続けたい」と話していた。
 
 決勝戦終了後、小樽潮太鼓保存会の打演が行われ、選手たちにとっては思い出深い一日となった。