小樽市立朝里中学校(新光3・伊藤仁弥校長)の3年生・35名が、11月13日(木)2・3校時目を活用し、近隣の朝里幼稚園(新光1・本間久美子園長)の園児と触れ合う体験学習を実施。
技術・家庭科の「幼児の生活と家庭」で、幼児の生活を観察したり、直接幼児と遊びふれあいの楽しさや喜びを味わうねらいで、園児と遊ぶ手作りのおもちゃを製作して同園で体験学習を行った。
満3歳・年少・年中・年長児65名が待つ園内ホールで、4グループに分かれた生徒が、アイディアが詰まったおもちゃを持って交流。
魚の絵が描かれたクリップ付きの紙皿を、磁石付きの釣り竿で魚釣りを楽しんだり、フエルトで作ったお弁当やフエルトで作ったクレープ屋さん、パズルや菓子箱ハンマーで紙コップのモグラをたたくゲームなどで、園児と生徒の交流は1時間ほど続き、いつのまにか仲良しになっていた。
パラシュートを作ったゆうまさんは小さな子どもの扱いに慣れている様子で、「パラシュートで遊び、喜んでくれるたびに嬉しい」、ことねさんは、「みんな可愛らしくて、子どもたちは純粋ですぐに受入てくれて、自分たちも楽しめた。1日中お世話している保育士さんは凄いと思った」と話した。
遊びタイム終了後に全員がホールに集まり、輪になってお別れの挨拶を行い、園児たちは「また遊ぼう」と手を振り、別れを惜しんでいた。



