11月22日(土)~24日(月・祝)で、楽しんだから!kobak-co教室作品展とほしばな展の二人展が、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー1を会場に開催された。
koba-co教室作品展は、ペーパークラフトに魅せられた加賀屋肇惠さんが、子どもたちの写真をファイルする手作りのアルバムを作ることをきっかけに、貼り箱の世界にはまり、2021(令和3)年からは本格的にペーパークラフト活動を始めた。

海外のおしゃれな紙をネットで取り寄せ、個性あふれる一点物の箱やファイル、好きな物をコラージュしたり、お気に入りの紙をあしらった時計など30点を発表。
2024(令和6)年から2025(令和7)年かけ、年6回のクラフト教室を開講。生徒2名が作り貯めた12点も展示。
同展に合わせた新作のクリスマス用モビールなど、ペーパーをあしらった魅力的な作品が並び、SNSで開催を知り会場に来た親子連れなど多くの人々が鑑賞に訪れていた。
また、紙や布などシート状の物をカットできるタイガットマシン体験会も開かれ、訪れた子ども達は、クリスマスツリー型に紙を切る体験をしていた。
加賀屋さんは、「SNSで見てもらうよりも実物を見てもらいたいと、仲間と初めて開催して良かった。沢山の方々が来てくれて、こんな世界があるんですね、楽しかったと言われて嬉しかった」と話した。

ドライフラワーのリース10点を展示したほしばな展を主催する小樽在住のまめぴいなさんは、自宅の庭で育てた植物を使い、ドライフラワーリースや寄せ植えなどを制作。3年前から店舗は持たずに、中央市場などのモノづくりの展示販売イベントに参加し、「インスタなどのSNSの写真よりも実物の方が伝わる力が大きいと感じ、開催して良かった」と話していた。
最終日の11月24日(月)は、大勢の人々が訪れ作品について作家に尋ねるなど、和やかな雰囲気に包まれていた。



