小樽市議会の2025(令和7)年第4回定例会が12月3日(水)に開会。会期日程は22日(木)までの20日間とし、迫俊哉市長が議案1号~ 32号の提案説明を行った。
一般会計補正予算の主なものとして、障害者福祉費では利用者増加等に伴う各種給付事業費を増額し、 ヒグマ出没に際し市長の判断で日常生活圏での銃猟を可能とする、緊急銃猟の実施に向けた体制整備費を119万万円増額。

暑さ対策関連予算は、本庁舎本館1階及び2・3階山側執務室・消防庁舎4階執務室に、 業務用エアコン及びルームエアコンを来年6月までに設置する。
旧保健所・旧総合福祉センター解体事業費総額3億1,152万円を計上。2027(令和9)年9月の完工を目指している。
一般会計における補正額は、11億2,652万7, 000円増の財政規模が680億2,841万8, 000円。
特別会計では、2025( 令和7)年度税制改正における給与所得控除の引き上げにより、 保険料算定上必要となるシステム改修費220万円を計上。
議案26号から30号までの一般会計及び特別会計の補正予算は、 今年度の人事院勧告に伴い国家公務員の給与が改定されることから、 国家公務員に準じ市職員の給与改定等を行うため所要の補正を計上。
第31号は、職員の給与月額・通勤手当及び宿日直手当の額並びに期末手当及び勤勉の支給割合を 引き上げるとともに、 特別職の期末手当の支給割合を引き上げる。
第32号は、正規職員の給与改定に準じ、 会計年度任用職員に給与月額並びに期末手当及び勤勉手当の支給割 合を引き上げる。
第26号から32号までは、 改定を反映した給与の支給を年内に実施するため先議を依頼した。

共産党提出の議案第33号小樽市非核港湾条例案は、 松井真美子議員による提案説明が行われ、 議案34号小樽市議会議員の報酬、 費用弁償及び期末手当に関する条例の一部の改正する条例案を提出 し、面野大輔氏が提案説明した。
2025(令和7)年度第3回定例会議案6号ないし議案17号は、 決算特別委員長が報告し、賛成多数で委員長報告通り認定された。
12月7日(日)まで休会し、8日(月)13:00から会派代表質問が行われ、自由民主党・松岩一輝議員とみらい・平戸理史議員が質問に立つ。
◎関連記事



