小樽市長和町会 賑やかに恒例のもちつき大会

 小樽市長和町会(鈴木四郎会長)は、長和会館(長橋3)で長年続く師走の恒例行事のもちつき大会を、12月7日(日)10:30から実施した。
 
 町内会の子ども15名と大人10名以上が参加し、前日から役員25名が、米とぎからあんこ作りまで精を出し、当日も餅米を蒸かすなどに協力した。
 
 餅米12㎏を6回に分けて臼でつき、女性会員が、湯気が立つ餅を手際よくあんこを入れて丸め、次々と餅が出来上がると来場者に振舞われ、参加した家族連れは餅を頬張り、師走のひと時を過ごしていた。
 
 子どもたちも鈴木会長と一緒に杵を持って餅つき体験を行い、会場に餅をつく音と掛け声が響き、初体験の子どもたちも多く、興味津々の様子で祖父母と参加したり、親子で一緒についたり、微笑ましい光景に包まれた。
 
 4人姉弟の長女りんかちゃん(7)は、「初めて餅をついて楽しかった。あんこ餅も美味しかった」と笑顔で話した。
 
 母親は、「4月に引っ越してきて、夏はお神輿とラジオ体操、冬はもちつきに参加した。子どもの頃を思い出した。良い町内会に引っ越してきて良かった。町内会の皆さんが企画・運営してくれてとてもありがたい」と感謝していた。
 
 鈴木会長は、「12月には餅をつき、新年を幸せに迎える。40年前からの地域の伝統行事として、これからも続けたい。町会のおじいちゃん・おばあちゃんに、お孫さんも付いてきて参加し、みんなで集える行事となっている」と話した。