10月20日(月)札幌・大和ハウスプレミストドーム開催の第78回秋季北海道高等学校野球大会で、小樽市内にある北照高等学校(最上2・小路修司校長)野球部(上林弘樹監督・部員47名)が優勝。秋季は13年ぶり6度目となった。

同校野球部は、1991(平成3)年夏の甲子園に初出場を果たし、春夏通算で10回出場。2026(令和8)年1月30日(金)の選考委員会で甲子園出場が決定すると、2019(令和元年)年夏以来の出場となる。
12月12日(金)10:30から、小樽市役所(花園2)2階市長応接室で、小路校長をはじめ、上林監督・大河恭平部長・手代森煌斗主将・畠山柊太選手・島田爽介選手が出席し、報告会が開かれた。
手代森主将からこれまでの試合展開の説明があり、「このまま順調にいくと甲子園球場でプレイすることができると思う。北海道代表・小樽代表として精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」と話した。

迫俊哉市長は、「新チームができた時に相当苦労されたと聞いている中、支部予選で勝ち、皆さんもまさかと思っていると思う。島田君が1人で投げ切り、140キロ代の玉を投げ全試合投げ切った。
明治神宮では負けたが内容的には良かった試合。中谷選手も投げて、全国大会で経験ができ大きな意味があった。新しいチームができた時、なかなか戦力が上がらない中でここまで来れたのは、監督や皆さんの頑張った思いの表われ。
ぜひ選考されることを願っている。今から楽しみでワクワクしている。勢いが途切れないように」と激励した。
上林監督は、「北海道大会に進み、北海高校に勝った時点で自信が付き、島田選手が良く投げてくれて、畠山選手が良いところで取ってくれて良かった。今は体づくりをメインにしていて、来週から1週間ほど鹿児島へ行き実践する予定。
新チームで最初は何をしても上手くいかない状態だったが、練習を重ね、試合に勝つことが大きかった。日常生活から一緒に寮生活をして気を引き締めて頑張りたい」と話した。

手代森主将は、「優勝してから落ちることなく、ずっと甲子園の舞台に立つまで成長したい。私生活が一番大事で乱さないようにする。神宮大会は初戦で負けたが、甲子園では北照の歴史を変えるような結果を塗り替えたい。ベスト4以上を目指す」と意気込みを述べた。
島田選手は、「おはよう!とか頑張って!と声をかけてもらっているので、そこで自分ももっと頑張らないと思っていて、必ず恩返しをしたい。選抜では必ず小樽代表として相応しいプレイをし、小樽の高校は強いというところを見てもらいたい」と話した。
小樽出身の畠山選手は、「甲子園では全道と同じようにチームのために、自分がランナーを返すように頑張りたい」と語った。
第98回選抜高等学校野球大会(3月19日から13日開催)への出場高校の発表は、2026(令和8)年1月30日(金)に32校が決定する。
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