箏・ピアノ・日本舞踊の共演 和と洋・音と動きの循環への初実験

 小樽市内在住の箏奏者平川萩寿恒氏とピアノニスト三浦明子氏、日本舞踊家の藤間扇久華氏は、お互いの活動を続ける中で交流を深め、かねてから構想していた共演を、2026(令和8)年2月1日(日)小樽市民センター(色内1)マリンホールで実現する。
 
 
 実行委員会を立ち上げ、長い歴史の中で確立されてきたそれぞれの分野を土壌に循環するよう共演したいと、 タイトルを 「Circulation(サーキュレーション)」と名付け、古典から現代曲に移り行く中で交わりながら循環していくところが見どころ。
 
 プログラムは3部構成で、日本舞踊と箏、ピアノと日本舞踊、箏とピアノの共演と、箏・ピアノ・日本舞踊が単独で、第1部と第2部で9演目を披露。
 
 第3部は、昨年6月の小樽伝統文化の会第14回和を遊ぶで箏曲、詩吟、日本舞踊で上演した小樽港叙景(作曲:平川萩寿恒 作詞:藤間扇久華)を、さらに、平川氏がピアノのパートを加えて再度編曲し、箏、日本舞踊、ピアノの共演がステージのトリを飾る。
  1月22日(木)13:00からマリンホールにてリハーサルが行われた。
 照明の色、タイミング、細かいところまで繰り返しチェックを入れながら行われる中、出演者に話を聞いた。
 
  第3部の小樽港叙景を作曲した平川氏はピアノと箏に精通していて、音楽の世界の通訳を担い、「箏では表現できない部分をピアノに託し、壮大さが出せ満足している。3人それぞれがコンサートや舞台をしているが、この度は3人が一緒にすることで、ピアノの観客が箏を聞いたり、日本舞踊を鑑賞したり、聞いて見て新しい刺激を受けてもらい、新しい繋がりや広がりができればと思う。それぞれの分野の良さを知ってもらいたい」と、期待を寄せた。
 

三浦氏は「3人の融け合う所も見どころで、ひとりひとりが素晴らしく魅力的で良い感じで融け合っているのが分かる。それぞれの名演奏も聞いていただきたい。この舞台にはかなりの入れ込みようで、3人の本気が見られる。ぜひ、みなさんも共有してもらいたい。」と、会場での鑑賞を呼び掛けた。

 藤間氏は、「3人が日々学び、活動してきたことを土壌に、3人が集まると何ができるだろうと考えて進めてきた。3人が循環ができるようにコラボレーションしたいと、お客さんにもその実験を体感してもらいたい。ピアノも箏も踊りも長い歴史があり、3つが循環できるように1回目の実験でもある」と、話した。
 
 
 藤間氏と三浦氏は、「映像が普及している世の中ではあるが、生舞台でしか味わえない、空気感や波動が、生舞台にはある。その時間にその場所で鑑賞する事の大切さ。芸術文化が人に与える力は大きい。心のより所となり心を豊かにしている。芸術をツールに人生を豊かにし、心に彩を感じてほしい」と、強調していた。
 
 箏・ピアノ・日本舞踊。循環するコラボレーション「Circulation」
 2月1日(日)開場:13:30 開演:14:00
 小樽市民センター(色内2)マリンホール
 前売り:2500円、当日3000円
 チケット取扱い 小樽市民センター(色内2)電話:0134‐25‐9900
 玉光堂小樽本店(稲穂2 長崎屋小樽店2階)電話:0134‐34‐3388