市内の中学校生徒会や美術部員、特別支援学級の生徒の作品を集めた「第25回小樽市中学校Art Festa」が、1月30(金)~2月1日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで開催している。
今回の参加校は、銭函中学校・朝里中学校・桜町中学校・望洋台中学校・松ヶ枝中学校・菁園中学校、西陵中学校、北陵中学校の文化祭で展示した巨大な壁画など79点を展示している。
巨大な壁画には、テーマや思いが書かれた添え書きもあり、来場者に印象付けていた。

多目的ギャラリーの中心部に展示したポンポンアート「登り龍」は、2025年度朝里中学校前期生徒会執行部が製作した文化祭のために企画した作品で、文化祭で使ったナイロンテープのポンポンで「みんなの思いを1つに」をテーマに「登り龍」を作った。天に向かって勢いよく上昇することから「幸運を運んでくる」という意味も込められているという。
菁園中学校では、文化祭で使用した「SEIEN EXPO」と書かれたポスターや特別支援学級で製作した作品、同校美術部では、模造紙とポスターカラーを使って、5倍に拡大したゴッホ「星月夜」を、ゴッホになりきり模写した。注目ポイントとして、6枚のパーツに分けて製作し、最後にパーツを組み合わせて完成させた。

銭函中学校美術部一同で製作した「芽出」は、生命、大地、自然をテーマに、タイトルの通り草木が芽を出すという意味で、植物のように成長していって欲しい願いが込められている。
道に咲いている花などの植物を特に細かく描き、朝焼けのグラデーションが見どころで、色々なものが映えるように配色も工夫したという。
桜町中学校美術部製作の文化祭壁画は、文化祭のテーマ「Power of smile~笑顔の力で心を一つに」を表現するため、部員全員でデザインのアイディアを出し合い、全校生徒の作品を盛り込んだ壁画デザインに仕上げた。

まだ、リサイクルアート展でグランプリを受賞した望洋中学校文化部製作の「ReーBirth Wings」も紹介している。
学校のゴミ置き場や体育館のバトミントン部の使用済みシャトル置場、美術準備室の片隅に破損などで使用不可となり保存されていない物を使って製作した。鮮やかなステンドグラスを背景に、小樽市の鳥「アオバト」の親子を配置し、ひなが親鳥からオリーブを受けとろうとする瞬間は、平和へのバトンが次の世代へと託される場面を表現したという。
アオバトの羽に、バトミントンのシャトルが使われていて、鳥の羽を上手く表現している。
1月31日(土)の午後当番をしていた教諭は、「個性豊かな作品が多く、指導者によってそれぞれの学校に特色がある」と、話していた。
第25回小樽市中学校 アートフェスタ
1月30日(金)~2月1日(日)10:00~17:00(最終日15:30まで)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
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