第28回小樽雪あかりの路 雪と灯のイベント開幕

 
 
 
 第28回小樽雪あかりの路は、2月7日(土)17:00からメイン会場のひとつ小樽芸術村で、オープニングセレモニーを開催し、雪と灯の小樽の一大イベントが華やかに開幕した。
 
 
 小樽雪あかりの路の名は、小樽出身の伊藤整の詩集「雪明りの路」に由来し、今回で28回目を迎えた、北海道を代表する冬の風物詩として成長した。
 
 浅原富希子さん&フレンズの美しいハーモニーが会場に響き、オープニングセレモニーに華を添え、司会進行役は石橋八千代氏が務めた。
 
 
 オープニグセレモニーで使用した雪のステージと会場の設営は、昨年に続き、陸上自衛隊第11特科隊が数日かけて手作りした最高の会場が完成。引き渡し式では、同隊・鈴木信一隊長から西條実行委員長へ引き渡され、感謝状を贈呈した。
 
 西條実行委員長は、「人のぬくもりを感じながら、世界の平和をずっと願いつつ、ロウソクの炎に思いを込めて、キャンドルの明りひとつひとつに手作り感のある温かさを感じながら、14日までの8日間、小樽にお越しいただく多くの観光客のみなさんに楽しさ喜び感動を与えたい。会場を見た後には、小樽の夜の良い思い出を作ってお帰りいただきたい」と、挨拶した。
 
 迫俊哉小樽市長は、「国際色豊かにこのイベントが開催され、市長としても嬉しく思っている。小樽雪あかりの路は、詩人伊藤整の詩集のタイトルでもあり、小樽ゆかりの作家小林多喜二は、小樽のまちを北海道の心臓のような都会と表現した。北海道の心臓の一角でこのイベントが開催され、本当に雪あかりの路は小樽に相応しいイベント。これからも大切にしたい。お越し頂いたみなさんには、幻想的な風景に合わせて歴史も感じとってもらいたい」と、述べた。
 
 浮き球キャンドルによるセレモニーでは、ステージ前の10個のアイスボックスに“小樽雪あかりの路28”の1文字ずつ書かれた浮き球キャンドル10個を一人ひとつずつ飾り、大勢の観客と共に開幕を祝った。会場では、小樽芸術村職員をはじめ、堺町通り商店街メンバーやOKOBOやYooohaoの海外ボランティア、小樽商科大学学生が設営に協力し、沢山のキャンドルが灯され、幻想的な光景に包まれた。
 
 
 小樽青年会議所が運営するチューブ滑り台、屋台では、うどん、そばの販売もあり、家族連れで楽しめるスポットとなっている。
 
 
 メイン会場の運河会場では、運河の水面に揺らめく200個の浮き球キャンドルをはじめ、散策路には、バケツキャンドル人形、ワックスボウルの森、アイス書道プレート、アイスフラワープレート、オープンハートなどが並び、浅草橋では、公式グッズ・メッセージキャンドル販売所や、雪あかり公式屋台も設置され、暗くなる前から混雑が続いていた。
 
 
 メイン会場3つめは手宮線会場では、フクロウの森、パールキャンドル、光の花園、海外ボランティアや小樽商科大学ボランティアや市民団体によるオブジェの共演。
 
 
 美術館前庭ではワックスボウルが体験できる工房を開設し、小樽観光ガイドクラブより常時12名が対応した。
 膨らませた風船に、溶かしたロウソクに100回以上も潜らせて完成させるが、あらかじめ風船にロウソクを数十回潜らせた物も用意していて、押し花をあしらったワックスボウルを完成させ持ち帰る事ができた。
 札幌市手稲区からきた親子は、「ワックスボウルの体験を目的に小樽雪あかりの路に来た。完成したワックスボウルは、自宅のテレビの横に飾りたい。さっぽろ雪まつりとは違った雰囲気が良い。」と、話していた。
 
 あかりの市民会場は24会場で展開、そのひとつ、北海道電力ネットワーク小樽支店(富岡1)社屋正面玄関横では、オブジェ制作と社屋のライトアップ2年目となり、オブジェのテーマは「安心」。制作に社員一丸となって協力した。
 
 企画・主導した渡辺美月さん(小樽支店お客様サービスグループ)は、「皆さまに安心をお届けする責務を担う弊社が、雪あかりの路においても道行く人に安心をお届けできればとの想いからテーマに。そのため、オブジェクトは安定感のある土台にひし形を重ねる左右対称のデザインにしました。ろうそくのあたたかな光に加え、道行く方が見かけてほっと一息つけるような空間にしたいと考え、社屋を飾るイルミネーションも暖色で統一しております。地域の皆さまが、当社から”安心”を想起していただけますように。これからも地域の一員として皆さまとのつながりを大切にしていきたいです。」と、あかりの市民会場の思いを述べた。