NPO法人絵本屋だっこ・代表理事でインクルーシブ絵本作家の庄司あいかさんは、絵本「ぼくのにぃに」18冊を、小樽市内の全小学校へ寄附した。
インクルーシブとは、異なる個性を持つ人が互いに尊重し合い、みんな一緒に多様性を認めあうこと。
その贈呈式が、2月20日(金)10:40より小樽市教育委員会庁舎(緑3)1階第1委員会室で開かれ、庄司さんと長男の隼人さん(14)が出席し、同会・野呂部長へ絵本を手渡した。
野呂部長は、「1冊ずつ市内の小学校へ届け、活用していただきたい」と感謝した。

絵本「ぼくのにぃに」は、重度の障がいを持って生まれた隼人さんと2歳年下の妹との日常をモデルに、庄司さんが描いた作品で、2022(令和4)年6月16日に絵本屋だっこ(札幌市西区発寒)から初版発行していて、絵本から障がいへの理解を広める活動を全国で行っている。
絵本を通じて子ども達に障がいについて考えてもらう機会を作ってもらいたいと、小樽市を含めて道内77の自治体に約1000冊の絵本を寄贈する予定で、札幌市教育委員会と石狩教育委員会で贈呈式が行われ、すでに配布済みで、2月19日(木)には、道内自治体へ300冊を発送したばかり。

庄司さんは、「絵本を通じて、子ども達のこころに、ちがいを受け止める優しさが芽生え、いろいろな普通がある事を知ってもらいたい。小学校へ配布する意図は、何が普通かが形成される年代でもあり、車椅子の子どもが身近に会う機会も少ないと思うので、私ができることとして、絵本を届けて知ってもらうことだった。昨年10月に埼玉県和光市の小学3年生の道徳の授業で活用してもらった。見ていただく機会が増えればと」と期待した。
絵本屋だっこは、2023(令和5)年4月に障がい児やその家族を支援する目的でWebサイトを開設し、2024(令和6)年6月からNPO法人として本格的活動をスタートさせた。絵本配布をはじめ、勉強会、相談室、読み聞かせボランティア、絵本出版支援、絵本企画などを行っている。



