小樽在住の舞踏家・田仲ハル氏による監修・振付のもと、暗黒舞踏公演「鏡の他人」が、3月28日(土)冬虫夏草(富岡1)で19:30より天方向日葵氏(23)のソロデビュー公演を開催する。
海猫屋の時代を彷彿させる白塗りなどの「暗黒舞踏」を目指し、あえて、暗黒舞踏公演と銘打ち、田仲氏創作の「鏡の他人」で暗黒舞踏の原点に迫る。

天方氏は、沖縄県出身で幼少期からバレエをはじめ、数々のコンクールで優勝、海外バレエ留学も経験。
モダンダンス、アルゼンチンタンゴなども学び、上京し上智大学に入学後、舞踏に衝撃を受け、舞踏家入門先を探すが見つからなかったが、SNSで知った田仲ハル氏に、昨年11月に連絡を取り師事を決意。
2025(令和7)年10月に札幌へ移住し、現在、週2回小樽へ通い、デビュー公演に向けて5~6時間の稽古を重ねている。今年の春には小樽への移住を予定している。
演目の「鏡の他人」について天方氏は、「ある日鏡を見たところ、自分じゃない自分が映っていた感覚があり、他人と向き合って座っているような気持ちになった事を話したところ、田仲氏も共通した経験がありこの演目が生まれた。舞踏人生のはじまりをマークした感覚を覚えた」と話した。

本格的にしていたバレエから舞踏の世界に入りかった理由は、「21・2歳の頃、ずっとバレエをやってきて、綺麗なもの、美しいものの中にいる事に倦怠感を覚え、本質的なものを見たくなった時に舞踏があった。誰のもとにいけばいいのかと考えたところ、田仲氏に連絡した」と、舞踏世界のはじまり。
天方氏は、「公演では、やる気を伝えたい。これから小樽を拠点に頑張りを見て欲しい。ハルさんに現代風アレンジではなく、昔っぽい60年代の舞踏をしたいと頼んだ。深い暗黒舞踏公演となり、同年代の人には珍しくて面白いと思う。」と、来場を呼び掛けた。
田仲氏は、「最近は舞踏と呼ばれているが、もともとは暗黒舞踏だった。若い人には似つかない舞踏。
デビューさせることはこれまで何度かあったが、みんなやる気がある。
ニッチな世界なので、これを生涯的にやりたい若い子はあまりいないので、継承の事も考えて貴重な人。舞踏の灯を絶やしたくない思いが常にある。若い人も見に来てくれると思うので、舞踏という身体芸術を周知させる良い機会となり、ひまりさんの個性も最大限に活かしきれるようなプロデュースをして送り出したい」と、話した。

天方 向日葵(あまかた ひまり)暗黒舞踏公演「鏡の他人」
振付・構成・演出 田仲ハル
出演・天方向日葵
3月28日(土)開場:19:00 開演:19:30
会場:冬虫夏草 (富岡1)2500円 1ドリンクオーダー
予約
●冬虫夏草INSTAGRAM @tochukaso_shisha
●向日葵INSTAGRAM @poissonpomme
●天方 向日葵(あまかたひまり) 暗黒舞踏公演 「鏡の他人」(外部)
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