小樽市立山の手小学校(花園5・草島拓也校長 全校児童346名)は、ヒグマが市街地まで下りてきたり、ヒグマ目撃事例が増えている現状を踏まえ、自分の命を守る学習を警察と連携して、ヒグマ被害対策講習会を、3月5日(木)同校体育館で、10:25からは低学年、10:50からは高学年を対象に開いた。
講師は、小樽警察署に勤務する千葉ももこ巡査と上村いずみ巡査部長が務めた。
ヒグマ出没のニュースが多い中、市内でのヒグマ目撃情報は、昨年で33件、松ヶ枝、銭函、桂岡での情報が多く、ふんや足跡などの痕跡があった事例は7件あった。
松ヶ枝町は同学校の校区でもあり、ヒグマ目撃情報に合わせ、保護者に児童を迎えにきてもらうひきとり型下校を複数回実施している。
ヒグマ出没が気になる季節となる前に、子ども達にも学んで欲しいと初めて開催した。

千葉巡査から、クマの特徴について、メスの大人は160㎝、オスの大人では200㎝もある巨体だ。走る速度は60㎞と車が走るほどのスピードでとても速い。
雪解けとともに3月か4月頃に出没し、5~7月には林や森の中を歩きまわり草などを食べているが、林の中に食べ物が無くなると、山を下りたり、畑の作物を食べたりする。10月~11月には、木の実を食べてたりしている。
大切な事は、森や林には近づかない事、自分の存在を知らせるために、鈴を鳴らして行動する。目と鼻が利くので、食べ物などを山に置いてこない事も重要。
クマの足跡やフンなどを見つけたら、その場所から離れて大人に知らせる。
もしも遭遇した場合は、叫ばない、走らない、ゆっくりこっそり逃げること。近くにいる大人に知らせる。小グマに遭遇した場合も近くに親グマがいる事が多いので近づかないよう伝えた。
各学年の代表者2名に、千葉巡査がクマに扮し、遭遇した場合の行動を実践を通じて確認した。

児童は、声を出さずにゆっくり後ずさりしたり、万が一、クマに遭遇した時の逃げ方や大人に知らせる事も学んだ。
低学年が終わったあと高学年も同じ内容で、講習会が行われた。
宮本瑛太さん(6年)は、「クマのニュースを見たりすると怖いと思っていた。今日の講習会はとてもためになったと思う。クマに遭遇した時は、しずかに逃げる事を学んだ。」と、話していた。
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