武田竜選手7連覇逃すが来年度も挑戦! 第63回全日本スキー技術選手権大会

 秋田県田沢湖スキー場で3月4日(水)~8日(日)まで開催の第63回全日本スキー技術選手権大会は、全国から予選を勝ち抜いた423名がエントリー。
 小樽スキー連盟(花園4・山本博之会長)所属の選手は、男子7名・女子2名が出場。中でも7連覇を狙う武田竜選手(41)は惜しくも5位となり、来年度も挑戦する事を明らかにした。(写真提供:小樽スキー連盟)
 
 この大会は、選手の自由な表現から生まれるスキー技術の巧みさと進化を競い合い、毎年開催しチャンピオンを決める大会で、スキー技術の奥深さとダイナミックさが魅力。
 
 武田選手は、6年連続でチャンピオンの座を守り続け、7連覇となるか注目が集まった。
 
 同スキー連盟所属の選手も大健闘で、北海道予選2位の片岡嵩弥選手(29)は、ベスト成績の9位、須川尚樹選手(35)は6位となり、同連盟実力者の3名の選手が10位以内に入った。
 
 決勝30位までが進めるスーパーファイナルでは、同連盟の押川歩選手は19位、鈴木大智選手は20位、原田侑駿選手は27位だった。
 
 ここで注目したいのが鈴木選手で、得意のコブで288点の高得点を出す最高の滑りを見せ、この種目では1位だった。
 女子は、押川心選手と関口愛摘実選手が出場し、悪天候に見舞われ、一部の種目が中止となるハプニングに見舞われ実力を出し切れず、押川心選手が22位、関口選手が24位で、決勝15位まで滑り込む事ができず、スーパーファイナル進出を果たせなかったが、共に大学生でこれからが期待される。
 
 同スキー連盟・片岡浩一理事長は、「武田選手は7連覇にはならなかったが、小樽スキー連盟の男子3選手が10位以内に入り良かった。ずっと優勝を狙ってきた北照高校出身の奥村駿選手(京都府)が初優勝を飾った。 男子の押川歩選手19位、鈴木大智選手20位と若手も頑張っていて、高校生、大学生も力を付けてきている。もっと若い世代が出てくるよう期待している」と、話し、また、「日本人のスキー人口が減少傾向にあるが、札幌、小樽、ニセコのスキー場ではインバウンドで賑わっている。スキー場が1時間圏内にある事は、とても環境に恵まれているので、地元の子ども達にもっと雪に親しみを持ち、スキーを楽しんでもらいたい。」と、願った。
 
 
 
 第64回全日本スキー技術選手権大会は、同じ会場の秋田県田沢湖スキー場で開催を予定し、2年に1度のデモンストレーター選考会も行われる。