おたる国際福祉・観光専修学院開校 9カ国91名入学

 学校法人 多文化共生学園 おたる国際福祉・観光専修学院(入船4丁目 五十嵐教行校長)は、2026(令和8)年4月1日付けで開校し、4月3日(金)11:00から同校東棟2階208教室で開校式と入学式を開催した。
 
 
 入船4町目の聖ヶ丘の高台にあるFMおたるが入る建物で、今年3月に閉校した小樽看護専門学校跡に、新しい専門学校が開校した。
 
 「多文化共生で強く優しい未来を創る」という志をもつ多国籍の学生がつどい、多文化共生と地域振興の理念のもと、介護福祉学科19名と観光学科72名の合計91名(男70名・女21名)が入学し、共に2年制で、社会に貢献できる実践力と優しさを兼ね備えた国際人材を育成する。
 
 入学生の出身国の内訳は、ネパール34名、ベトナム18名、中国16名、パキスタン14名、スリランカ4名、バングラディッシュ2名、マレーシア1名、フィリピン1名、モンゴル1名の9カ国で、年齢は19歳~47歳(ほぼ20歳代)。
 
 開校式と入学式には、新入生をはじめ、迫俊哉市長ら来賓、学校関係者らが出席した。
 
 開校式の中で、和田健夫理事長は、「開学の精神は、小樽の地で、多文化共生社会をつくること。多国籍の学生が一緒に学び合う環境のもと、文化、言語、考え方をお互いに理解し、専門的技術を身に付けて小樽で仕事をし、共に社会を支える人材を育成する事が目標。新しい学校が良い教育をして、学校の評価を高め、いろいろな国から来てもらうのが私の願望」と、挨拶した。
 
 
 
 引き続き、迫市長は、「観光ビジネスを実践的に学ぶカリキュラムや国家資格、介護福祉士を目指すカリキュラムを通じて地域社会や地域経済に貢献できる実践的な人材が輩出される事に大いに期待している。実習現場の確保、学生のみなさんの生活支援、地域理解など連携協力して参りたい」と、述べた。
 
 入学式では、入学生の名前が読み上げられ、入学許可宣言の後、学生を代表した4名が誓いの言葉を述べた。
 
 五十嵐校長は、「2年間しっかりと学んで得られた技術と知識と心は、みなさんたちが将来困った時に、絶対に役に立つ。ここでの2年間の学びは、みなさんたちを助けてくれる。私達教職員は、そうなれるように全力で講義をしたいと思う。皆さんと一緒に学校の歴史を作っていきたい」と、挨拶した。
 
 北洋大学(苫小牧市)で日本語を学んでいたパキスタン出身のムハンマド レイハーン シャッビルさん(20歳)は、観光学科に入学し、「ホテルマンになりたい」と、話していた。
 
 なお、4月7日(火)より授業が始まる。