国立大学法人北海道国立大学機構大学総括理事(小樽商科大学長)に、副学長を10年務めていた江頭進氏が就任した。
記者会見が、4月14日(火)14:00から同大事務棟2階会議室で開かれた。

同氏は、1966(昭和41)年4月21日、愛媛県松山市に生まれ、滋賀大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。同修士後期課程修了。1997(平成9)年に小樽商科大学商学部助教授着任し、2007(平成19)年に同大教授に昇格。2016(平成28)年に同大学の理事、副学長、大学院商学研究科長、附属図書館長などを歴任し、2026(令和8)年4月に北海道国立大学機構大学総括理事(小樽商科大学長)に就任した。任期は、2028(令和10)年3月31日までの2年間、専門分野は、経済思想史、地域経済学、進化経済学
過去には、小樽あんかけ焼そば親衛隊の会長を務めていて、同親衛隊の設立メンバーで、あんかけ焼そばを通じて小樽の観光資源としての発展や消費拡大を目的に活動。B1グランプリに参加するなど積極的に活動し、江頭ゼミでは、学祭や市内のおまつりであんかけ焼そばを提供する屋台出店、小樽あんかけ焼そば辞典を出版するなどご当地グルメとして周知を図り、この時代にあったあんかけ焼そば提供店を記録に残している。
江頭学長は、「穴澤学長時代に作成した2022(令和4)年から2030年(令和12)年までの同大のビジョンの後半の5年間を託され、国立大学を取り巻く環境は目まぐるしい変化を遂げ、18歳人口の減少、従来の国立大学の在り方とは違う事が求められている。
1997年に1学年の定員が515人に決まった頃には、18歳人口が200万人いたが、現在は100万人を切るところまでに減少。18歳を育て社会に送り出すだけでは大学として責務が話せなくなってきていて、大学を改革しているところで、カリキュラムを大幅に改革し、ユニバーサル・ユニバーシティ構想を推進し、これまでと違う大学の形を目指している。
ユニバーサル・ユニバーシティ構想は、全道10カ所にサテライト教室を設置し、小樽まで来られない人、地域の人々にも地元に住んで働きながら同大を卒業できるシステムを作る。サテライト教室で教育を受け、対面型、通学型の大学の機能を果たす。自治体や企業の協働で、高等教育に触れられない北海道民をゼロにする。
大学のカリキュラムの改革も、AI、デジタルトランスフォーメーション、GXと言ったものが入ってくる中、社会科学系の大学として求められるものを再度見つめ直し、
商学をテーマに、学生の能力を高める。
北海道の市町村に取材し、それぞれの特徴を活かしながら地域課題を解決し、
隅々のまちまで輝ける体制がとれるまちづくりができる人材を育成できるような大学改革を進めている。
学長就任にあたり、これまで続けてきた改革を完成させ、大学としての役割を一層果たせる形で進めたい。地域の人々の話を聞き、地域の人達と一緒に今後の日本、北海道を作っていく、社会に溶け込む大学になりたい」と、就任の抱負を述べた。
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