小樽盆栽会(毛利昇代表)は、月に1度の盆栽教室を小樽市公会堂(花園5)2号室で開講している。
盆栽は、自然の景色を鉢の上に凝縮させ、創る、育てる楽しみを味わう奥深い趣味のひとつで、手間暇かけるのも盆栽の醍醐味となっている。

4月に令和8年度が開講して10月まで7回を予定し、3回目は6月7日(日)9:30前よりベテラン会員11名と新規会員6名が集まった。時間は、午前の部9:30~12:30と午後の部13:00~15:30
講師は、日本園芸協会認定盆栽士の毛利昇さん
ベテラン会員は、それぞれに愛情をかけ育てている盆栽を持ち寄り、会員の意見を聞きながら剪定を試みていた。
会員となって3年目の女性は、この教室でもらった、毎年花を咲かせている「いわちどり」を持参し、「盆栽は、水やりをこまめにすると元気になる。花が咲いたりするのが楽しい」と、話した。
新規会員に向けては、盆栽の素材作りなどについて毛利代表が解説。
盆栽に適したもので、良い花、実になるものを選ぶ。
松は、葉の良い物を選び、同じ種類ばかり偏らずにいろいろと使う。

盆栽と園芸の違いは、園芸は、鉢に入れて花を咲かせることで、盆栽は、自然の形を鉢に入れて楽しむ事で盆栽に適したものを選ぶ。
新規会員は、葉の色や細やかさがあり見た目も良く作りやすい真柏と色葉モミジを教材にしていて、水やりなど丁寧に行いすでに育てていて、本日は、真柏の植え替えを予定していた。
この時期は、植替えや鉢替えの作業に適していて、盆栽づくりに大事な作業となる。
作業の手順では1日~2日前から水をやらず、剪定は終わらせておき、根の剪定もする。
作業後の管理は、10日程度は半日陰で強い風に当てない、水は、朝、夕に鉢の底から出るようにたっぷりと与え、10日程経過したらに当たりの良い場所に置く。
新芽、葉、花のつぼみが出てくると毛虫などが付く事があるので注意する。

肥料については、窒素(葉の成長に欠かせない)、リン酸(花の発育に欠かせない)、カリウム(不足すると光合成ができなくなり、根の発育の影響)の3要素について説明した。
市内在住の高嶋さんは、「水やりを毎日行ううちに、愛着がわく。もともと植物が好きで、盆栽はやったことがなかったので市展を見て入会した。はじめての事が多く、針金をまいたり、くねらせたりくせを付けたり楽しい。今後どうなるか気になるところだが、上手く成長して欲しい」と、話した。
新会員の女性は、「もともとモミジとツツジの盆栽があって、もっと育て方を知りたいとはじめた。みているだけでも楽のしめる」と、盆栽の魅力を話した。
毛利代表は、「勉強熱心な方ばかりです」と、講義にも熱が入っていた。
今が植替えの時期となり、今後は、7月~9月は市展に向けての準備を進めていく予定だ。
◎関連記事



