北海道ラグビーフットボール協会と北海道新聞社主催の第53回北海道ラグビーフットボール選手権大会が、6月27日(土)に開幕し、42チームが6ブロックに分かれて対戦した。
(写真:小樽レイジングウエーブス提供)
最高位のAブロックでは、バーバリアンズブラックスが5連覇を果たした。
その中で、小樽を拠点に活動する唯一の社会人ラグビーチーム「小樽レイジングウエーブス(白方通隆代表)」は、Bブロック(8チーム)に出場した。
念願の優勝を果たし、2027(令和9)年度からは、16年ぶりにAブロックに昇格した。
闘球会解散後、新たなチームでのAブロック昇格は、地元小樽の選手をはじめ、ラグビー関係者や地元ファンを喜ばせている。

市内での社会人チームのAブロック在籍は、1976(昭和51)年4月に潮陵高校OBで結成した闘球会が、2001 (平成13)年に小樽地区として初めての頂点Aブロックに昇格し、2003(平成15)年以降はAブロックに定着したと、闘球会公式HPに書かれている。
その後は、2011(平成23)年にAブロックで敗戦し降格が決定し、2012(平成24)年からはBとCを行き来していた。
小樽レイジングウエーブスを立ち上げた中心人物となる笠田健太郎さんは、9歳からラグビーをはじめ、小樽潮陵高校、小樽商科大学とラグビー部に所属していたが、就職のため小樽を離れた。
2019(令和元)年に小樽に戻り、小樽地区の唯一社会人チーム闘球会に入部した。
2018(平成31)年までに社会人チームは闘球会と闘仁会の2チームのみとなり、北海製罐ラグビー部、小樽消防ラグビー部、岩内ラガー、黒松内ラガー、小樽ラガーの社会人ラグビーチームが消滅している事に危機感を感じた。2021(令和3)年秋に、新型コロナウイルス感染症が拡大していたが、今活動しなければ小樽のラグビーが衰退してしまうと、笠田さんの呼びかけで有志が集結し活動を開始した。
2022(令和4)年春には、社会人ラグビーチーム結成を目指し、小樽のラグビーを盛り上げたい共通の思いで、出身校などを背景に分かれて活動していた選手達は、垣根を越えて新チーム「小樽レイジングウエーブ」を結成した。
2023(令和5)年第50回北海道ラグビーフットボール選手権大会Bブロックに出場し、Bブロック残留。2024(令和6)年第51回北海道ラグビーフットボール選手権大会では、Bブロックで全敗しCブロックへ降格。2025(令和7)年第52回北海道ラグビーフットボール選手権大会では、Cブロックで準優勝を果たし、Bブロックへ復帰した。
今年の第53回目の同大会には、小樽商科大学ラグビー部OBや、市内の高校ラグビー部出身者、大学卒業後の20歳代の若手選手が加入して、Bブロックで出場した。
1試合目は、6月27日(土)に野幌森林公園ラグビー場で、旭川ラガーと対戦し19対5で勝ち、2試合目は6月28日(日)野幌森林公園ラグビー場で、OKHOTSK BLUE R・F・Cと対戦し、22対5で圧勝。決勝戦は7月5日(日)、バーバリアンズ定山渓グランドでWARRIORS(千歳)と対戦し、前半は負けていたが、後半ラスト10分で大逆転劇、トライを決めて31対31同点となり、さらにキックも決まり33対31の僅差で優勝を果たした。
優勝した同チームと、準優勝のWARRIORSと共に、Aブロック昇格が決まった。
笠田さんは、「Aブロックに居続けるためには、まずは1勝すること」と、話していた。



