Yummy市最終日 北海製罐小樽工場ツアー30名が体験

 北運河を中心に開催してきたYummy市の最終日9月26日(土)は、普段入れない北海製罐小樽工場を探検する無料ツアーが開催された。

Yummy市最終日 北海製罐小樽工場ツアー30名が体験

 14:00~15:00~16:00の3回で各回10名ずつ参加し40分間かけてツアーを楽しんだ。事前予約が必要で、即定員に達する人気のツアーだ。

 参加者は、北海製罐株式会社小樽工場(色内3)事務所棟3階の会議室に集合した。そこでは、缶ができる工程を展示したり、同社の歴史を写真なども交えて紹介してあり、出発前の参加者は、見入っていた。

 北海製罐小樽工場の歴史は、1921(大正10)年創業。製罐事業の専門家、技術の向上を図りながら今日に至り、105年が経過した。

 現在の本工場は、1931(昭和6)年に竣工された鉄筋コンクリート6階建てで、事務所棟は1935(昭和10)年に竣工した。

 北海製罐・渡部一雄小樽工場長がガイド役となり、事務所棟の4階は、職員の運動場として使用する道場、その上階の屋上にでると、海側の景色が絶景、タイミング良く飛鳥Ⅲが寄港していて、参加者は写真に収めていた。ここは、職員限定の潮花火の観覧場所となっているという。

 昭和11年に昭和天皇が工場を訪問、その時に用意した「専用玄関」や「記念碑」も紹介した。

 次は、隣の建物の本工場に入り、入口には創業当時の1911年製のタイムレコーダーがあり、当時450人の従業員が勤務していたそうだ。参加者ひとりずつ靴を洗浄してから入った。

 倉庫では、ここで製造した缶が山高く積まれている様子は圧巻。屋上にも上がり、1日5回、市民に時刻を知らせる製罐のポーの発信源も公開した。ポーのサイレンを発する機械は、真っ赤なボディで屋根がついていた。

 屋上からは、北運河の山側景色を見る事ができ、普段見られない景色に参加者は、大満足していた。

 最後は、応接室を抜けて、昭和天皇が待機していた部屋に入り、名残り惜しい思いもあるがツアーは終了した。

 参加した女性は、「楽しかった。日頃、外観をみていたが、倉庫だった事を知ったり、何をしている工場なのか分かった。小樽にある工場なので、市民やみんなに自慢したい」と、話した。

◎小樽のものづくり 北海製罐株式会社(外部)

◎関連記事