向井流水法会ジュニア会員の乾さん 日本泳法大会で好成績

 向井流水法会小樽支部(大原一会長)のジュニア会員・乾怜奈さん(菁園中2年)は、8月22日~23日に和歌山県和歌山市で開催の第71回日本泳法大会で、泳法競技ジュニアクラス(9歳~15歳まで)女子の部に出場し、好成績を収めた。

 その報告会を兼ねて、9月29日(火)16:30から市役所(花園2)2階市長応接室で、市長を表敬訪問した。

 乾さんをはじめ、同会小樽支部からは、大原会長、竹原副会長、大嶋副会長、斉藤幹事長(普及部ジュニア部長)、乾さんの母も出席した。

 乾さんは、小学4年生の頃、市内の入浴施設で竹原副会長にスカウトされたのをきっかけに、向井流水法を学び、全国大会への出場は今年で3回目となる。

 日本泳法は、13の流派があり、日本国有の泳ぎで、毎年全国大会を開催している。

 それぞれの流派から選手が31名出場し、「肩指(かたさし)」・「平掻(ひらかき)」の2種目を、20mずつ泳ぎ、審査員5名が持ち点5点ずつで審査、2種目の合計(満点50点)で、高い方から「秀」・「優」・「良」を決定する。

 全国大会に出場するからには、選手はみな練習を重ねて挑み、31名中、秀は14名、優は17名。良はいなかった。

 乾さんは、昨年同様「秀」を獲得、小樽支部でこれまでの出場者で秀の評価を得た人は、最近では乾さんだけで、関係者一同喜んでいる。

 乾さんは、「足の強さを意識して強化してきたので、前回よりも水に乗れて、秀が取れて嬉しかった。昨年の表敬訪問で満点を取りたいと言ったが、満点は取れなかったので悔しい。来年も頑張りたい。向井流水法の楽しいところは、水に乗れた時。大人と一緒に練習していて、足りない所をみつけたり新しい発見ができた時も楽しい。楽しいから続けたい」と、意欲を示した。

 迫市長は、「向井流水法は無形文化財で、乾さんが引き継いでくれていることに嬉しい。さらに、全国大会で良い成績を取り、なお嬉しい。文化財なので伝統を繋いでいく事が大事で、後継者が少ないが、ずっと続けて次の時代に引き継いでもらいたい」と、期待した。

 大原会長は、「向井流水法は、体を動かし、全身の力を使うので、良いスポーツで、一般の泳ぎにも応用できる。これまで同支部では、ジュニアで秀の成績を得た人は、最近ではいない。継続は力なり、期待している」と、話した。

 日頃、乾さんに指導している斉藤幹事長は、「乾さんは向井流に向いていて、自分で評価して努力もすごくしている」と、話し、

竹原副会長は、「もっと子ども達に伝統を、無形文化財の向井流水法を継承してもらいたい」と、願った。

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