19年目登小学校ダンス授業 はじめての漫画によるダンス授業

 子どもから高齢者まで幅広い世代にダンスを指導するダンスうんどう塾・本部長の小林英夫氏は、余市町立登小学校(岡本浩靖校長・17名)で、今回19年目となるダンス授業に、「漫画によるダンス授業」を取り入れ、初めての試みがスタートした。

 同氏は、「2012(平成24)年中学校での武道に加えダンスも必須化の際にも、先駆けて1994(平成6)年より子ども達にダンスうんどうを教え、各地の教室へ広げ、学校での導入と成果を果たし、ダンスは子ども達の生活の一部となった。

 そして、次なるAI時代の到来となり、学校現場と手を取り合い時代の一歩先を、子ども達が心ワクワクできるダンスうんどう届けたい」と、意気込む。

 登小学校のダンス授業は、毎年、11月に地域の人々を招き開催している「学習発表会」で披露する演目のひとつにダンスを披露し大変好評を得ている。

 今回のダンス授業も、9月15日(火)にスタートして、11月17日(火)の8回のカリキュラムが用意され、11月21日(土)に学習成果発表会を予定している。

 子ども達に長年指導を続ける小林氏は、2025(令和7)年4月よりAI講座を受講して、AIによるアニメーションの作成を学んだ。

 文部科学省でも、教育現場でAIはどのように活用できるか、実証、検証する取組を進めていて、AIを効果的に活用しつつ、教育現場におけるリスク(AIの誤情報、偏ったデータ、AIに頼りすぎとなり思考力の低下、著作権、プライバシーの保護など)を最小限に抑えるために実証研究が必要と、小中高校を指定して検証を続けているところだ。(2024年度では全国66校)

 小林氏は、「全校児童との温かい関わりを漫画にして取り組む事で、子ども達の緊張をほぐし、心理的な安全と安心を確保した上で、全員が主役になれる最高の表現空間を創出する」と、話す。

 10月6日(火)は、3回目のダンス授業が開かれた。1回・2回目の漫画に作成された指導要綱には、子ども達のイキイキと学ぶ様子が掲載され、子ども達各自のタブレットにも送信してあり、体育館前の廊下には、教員が印刷して掲示してくれていて、いつでも見る事ができる。

 体育館では、ディスプレイに映し出された漫画の指導要綱をみながら、授業が進められた。ダンスをしている子ども達は、漫画になって描かれた自分は友達は、先生はと見つけ出し笑顔になった。

 1回目は、音楽の拍と拍子を手拍子や足踏みで身体にしみこませ、音楽を表現する方法を学んだ。

2回目は、「音楽を知ったらダンスが踊れる」をテーマに、音楽を身体表現で動かす基本的な動作の習得と楽しさと面白さも引き出し、基本動作のメレンゲのリズムを学んだ。ダンスで最初に学ぶメレンゲは、ドミニカの踊り。

 1日目と2日目の復習を5時間目にして、6時間目は、サルサに挑戦した。子ども達は、小林氏の説明を聞きながら、同塾指導員の中村ひとみ氏の足の動かし方を目で追いながら、自分の身体でも覚えた。

 また、友達同士で手を繋ぎ合い輪になって、相手を思いやりながら動いてみた。

 みきさん(3年)は、「アニメでの説明で分かりやすいと思う。今日のダンスで少しわからないところもあったが、ダンスは楽しい」と、話した。

 担当の先生は、「動きが難しいが、3回目の授業では、同じ動きを繰り返し、みよう見まねで自分の動きにも手ごたえが持てたと思う」と、話していた。

 4回目の授業は、10月13日(火)に、基本のリズムに合わせて超シンプルなステップを取り入れ、ペアでの表現を深める「ペア運動の展開」を学ぶ予定だ。

◎アーティストバンク ダンスうんどう塾・本部(外部)

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