小樽こどもの詩コンクール 応募総数4,618点 最優秀賞に大畠さん

 小樽市教育委員会、絵本・児童文学研究センター、北海道新聞社が主催して、第12回小樽こどもの詩(ぽえむ)コンクールを開催し、市内の全小中学校より4,618点の応募があった。

 アーサービナード委員長らで審査委員会を開き、最優秀賞「新芽賞(旧工藤直子賞)」には、大畠久明さん(松ヶ枝中3)の「年齢」が選ばれ、特別賞「北海道新聞社賞」には、川島星凪さん(稲穂小2)の「かみひこうき」が選ばれた。金賞・銀賞・銅賞に各4名ずつ、優良賞に20名が選ばれた。

 その表彰式が、10月17日(土)15:00から、小樽経済センター(稲穂2)7階大ホールで開かれ、入賞者と保護者、学校関係者らが大勢集まり、ひとりひとり受賞者に賞状と盾、記念品が手渡された。

 主催者を代表して中島教育長は、「今回の作品の中には、楽しい、嬉しいの作品もあれば、一方では、心のもやもやを表現したものもあり、楽しい、悔しいなど心の中のもやもやをことばにして表現し伝えあえるコンクールにしたい。審査委員長のアーサービナードさんは、心温まるコメントを残している。応援している大人も沢山いる。ありがとうの気持ちで賞状を受け取ってもらいたい」と、挨拶した。

 迫俊哉市長は、「どの作品からも思いや気持ちが伝わってきた。上手に言葉を使っている。みなさんの前での挨拶も市長にとっては大切な仕事で言葉は大事なもの。どんな言葉を使おうか、気持ちが伝わるか、パズルのように言葉を組み合わせて挨拶している。詩は短い文章の中で自分を表現。工夫して作品に仕上げている。自分の思いを伝える大事な手段。興味、関心を持って自分を上手に表現してもらいたい。」と、述べた。

 審査委員長のアーサービナードさんは、アメリカ合衆国ミシガン州生まれ、日本在住の詩人・俳人・随筆家・翻訳家、パーソナリティとしても活躍中。

 総評では、「本音の言葉について、久しぶりに辞書を引いた。日常では建前が求められる。詩は本音。建前ではない。面白い本音がでる。詩は気楽にできないが、本音がでるように工夫してもらいたい。工藤直子さんは、楽しくない時にこどばを探り表現してみる。本音を書く事で詩が書けるようになった。また、詩を書いて見せてもらいたい」と、述べた。

 今回の新芽賞を受賞した年齢については、「面白い。20~30代を中学生から見て、上手く言えている。本音を許してもらうよう工夫している」と、評価した。

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