小樽市立塩谷小学校 開校150周年記念式典

 小樽市立塩谷小学校(塩谷2・渡辺琢史校長)は、10月25日(日)11:00より同校体育館で、開校150周年記念式典を挙行し、児童24名、保護者、卒業生、教職員、地域住民ら合わせて120名が出席して、150年の歴史を振り返り、150年目の第一歩を踏み出した。

 同校は、1876(明治9)年1月に塩谷村教育所として創設され、同年9月に量徳校小学校分校となり塩谷小学校のはじまり。

これまで地域と共に歩み、地域に根差した教育活動を続け、8,325名の卒業生を送り出した。

 渡辺校長は式辞を中で、1876(明治9)年1月に開設した頃と今の児童数24名が同じことに触れ、8,325名の卒業生の中に文学者の伊藤整さんや学者で評論家の坂西志保さんの功績についても紹介した。

 

 また、全校児童へのメッセージとして「150年前24名から預かった学校の歴史を、150年後に同じ24名で受け継いでいる。本校では、楽しい学校は自分で作る、みんなで作るを合言葉に学校づくりをすすめてきた。みなさんは、自分で考え、自分で一歩を踏み出せる人であって欲しい。上手くいかないことがあってももう一度考え、仲間と力を合わせながら前へ進んで欲しい。そして、自分だけではなく、友達も回りの人もこの学校で良かったと思えるようみんなの力で作って欲しい。150年の歴史の最後ではなく、今日から次の時代の最初で、みなさんが作る塩谷小学校がやがて未来への子ども達と繋がっている。この学校で過ごす1日1日を大切に、沢山考え挑戦し、友達と力を合わせて一生懸命に頑張り、楽しい学校を作って下さい」と述べた。

 迫俊哉市長は、「ぶどうと歴史と文化の里 塩谷を愛し、心豊かにたくましく 未来を拓く子どもの育成と掲げ、すなおでやさいい子ども、よく考えるこども、進んではたらく子ども、みんなと協力する子ども、明るく健康な子どもを教育目標に、全教職員と地域の協働による教育活動の推進に努めてきた。開校150周年を迎えた塩谷小学校はこれまでの素晴らしい伝統を礎として、創意工夫のもと、未来の小樽を担っている子ども達を、今後も育み続ける事を願ってやみません」と述べた。

 小樽市教育委員会・中島正人教育長は、同校の校章に触れ、「松と波、ぶどうが描かれていて、カラマツの林があり、夏には鮮やかな緑輝き、冬には防風林として風雪から校舎を守る存在。波は、海に面した風光明媚な郷土の暮らしと、海と共に地域の発展に力を尽くした功績を偲ぶ。塩谷の特産物のぶどうが描かれている。地域の恵まれた自然や先輩達が築き上げた中ですくすくと育ち、やがて社会人となった時も世の中の厳しさにもいきいきと自分自身を表す事ができるよう願いが込められている」と、話した。

 記念品贈呈では、塩谷桃内まちづくり推進委員会・前田正夫会長より、校歌が入ったオルゴールが贈られた。

 全校児童がステージをバックに立ち、児童の言葉のよびかけでは、季節毎の学校行事や塩谷小学校の150周年の軌跡を振り返り、現存する学校で3番目に古くて、自然に囲まれ、いろいろな動物が近くに住んでいる学校。これからも塩谷小学校が続くように願いをこめて「365日の明日」を歌った。

 全校児童を代表して、後期児童会・玉谷会長は、「沢山の事を学び、けんかやいじめのない自分も力を発揮できるみんなで作る明るく楽しい学校。11月14日には学習発表会があり、みんなでアイディアを出し合って作る劇を、ぜひ地域のみなさんにもみてもらいたい」と、挨拶した。

 廊下には、思い出の写真が展示され、来場者は懐かしそうに見入っていた。

 塩谷小学校卒業生の溝口さん(32歳)は、小3の子どもも同校に通い、今回は事務局で準備にも協力してきたひとりで、「自分が通っていたころよりも、今では子どもの数が減ったが、逆に良い所も沢山あり、縦の繋がりがあったり、みんな仲良くのびのびとしている。自分の時には130年周年式典があったがぜんぜん覚えていないので、子ども達がずっと記憶に残るような式典にと考え準備をしてきた。いつまでも覚えていて欲しい」と、話した。

◎小樽市立塩谷小学校

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