日本郵便株式会社北海道支社(札幌市中央区・板東秀紀支社長)では、5月19日(月)から発売開始する、小樽運河のオリジナルフレーム切手「小樽郷愁の情景〜nostalgic scenery〜写真家眞柄利香」(2,100円)の贈呈式を、16日(金)9:30から小樽市役所(花園2)2階市長応接室で行った。
19日(月)は、小樽市・余市町・仁木町・積丹町・古平町・赤井川町の全郵便局と札幌中央郵便局など全道各地の郵便局計68局で950部、25日(日)からはweb販売(100部)も開始する。
同切手は、2022(令和4)年10月17日発売の「小樽市制100周年記念 北海道の心臓と呼ばれたまち・小樽」から3年ぶりの発行となる。
出席した北海道北後志地区連絡会・工藤健一総括局長は、「小樽を訪れた際に持って帰りたいものとなり、思い出の1つとなればと思う。春夏秋冬シリーズもできれば」と期待を寄せ、迫俊哉市長は「フレーム切手のPRに協力したい。高齢者の見守りにも協力をいただき、引き続きお願いしたい」と述べた。
小樽堺町郵便局・永富賢局長の発案で、観光客のおみやげ商品として、小樽を訪れた人への小樽ならではの商品の1つとして観光振興の一助にと、小樽在住の写真家で様々なポスターに採用され、個展やグループ展に参加し、はつらつ講座の講師も務める市広報広聴課勤務の眞柄利香さんを起用。
眞柄さんが5年間撮り貯めた写真30〜40枚の中から、手宮線跡地で真っ赤な郵便車が走行する風景や、雪積もる浅草橋の赤いポストとナナカマドを撮影した郵便局にちなんだ写真、小樽運河などの風景写真を選び、表紙1枚と110円切手10枚・ハガキ2枚を採用。
眞柄さんは、「撮り貯めてきたものが、おみやげになり地域貢献できて嬉しい。写真を撮影してきた甲斐があった。郵便車や郵便ポストは、赤い車や赤いポストが好きで撮影しているものが採用されてとても嬉しい。他は堺町周辺や小樽運河と観光客が旅で出会った見覚えのある風景を意識して選んだ」と話した。
市内郵便局では、今後イベントを計画中で、まずはフレーム切手の発行。市民の健診率の低いことを受け、小樽市保健所と協力し健康増進のため健診を促す独自のポスターを作成し、市内33全郵便局に掲示しがん健診を受けるようPR。官民連携して第3弾・第4弾と続ける計画。
◎オリジナルフレーム切手セット「小樽 郷愁の情景~nostalgic scenery~」販売開始(外部)
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