6月10日(火)に開会した2025(令和7)年度小樽市議会第2回定例会は、提案説明を行い審議を続け、30日(月)までの日程通り21日間で閉会した。
市長提案議案は、2024(令和6)年度小樽市一般会計補正予算など23件を提出し、すべて原案通り可決となった。
議員提案の非核港湾条例案は否決、市長提案の報告1件は承認、最終日に追加提案された人事案件の小樽市職員懲戒審査委員会委員の選任についてと小樽市固定資産評価員の選任についての2件は同意された。
同定例会で新たに付託された陳情第12号あはき・柔整広告ガイドラインの適正かつ積極的な運用を求める陳情方については継続審査となり、継続審査中で同定例会で結果の出た陳情はなく、新たに付託された請願もなかった。
意見書案9件のうち、戦後80周年にあたり歴史の教訓に向き合い、平和な世界に向けた立場を表明する談話を発することを求める意見書(案)、米価の抑制及び米の安定供給を求める意見書(案)など7件は可決、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の廃止等を求める意見書(案)と、米の安定供給や食料支援の緊急対策を求める意見書(案)は否決とした。
◎関連記事