小樽市内中学校に通う北海道勧仁塾道場(山村弘一会長・主席師範)塾生チームが、8月15日(金)~17日(日)長野県長野市で開催される2025(令和7)年度第33回全国中学生空手道選手権大会への出場を決め、報告を兼ね7月2日(水)に迫俊哉市長を表敬訪問した。
昨年までは学校単位の出場のみだったが、今年から学校単位とクラブ(道場)チームでの出場が可能となり、小さい頃から同道場で切磋琢磨してきた北陵中の田口奏介さん・長橋中の後藤恋司さん・西陵中の大浦龍之進さん・望洋台中の四藤颯人さんでチームを作った。
5月17日(日)北ガスアリーナ札幌46(札幌市中央区)で開催された第30回北海道中学生空手道選手権大会で、団体形は惜しくも3位だったが、団体組手2位の成績を収め全国切符を得た。
迫市長は自身の野球体験から、野村監督の言葉で“勝ちに不思議の勝ちはあり、負けに不思議の負けは無し”を紹介し、「失敗を糧に成長して、これを教訓に3年生は最後となり、思い出に残る悔いのないように、2年生は全国大会の雰囲気を感じ取り、小樽の代表として頑張り、良い成績を残して報告に来れるよう応援している」と激励した。
全国大会を3回経験している田口さんは、「相手に近い方で攻撃する刻み突きが得意技。このメンバーで勝ち進めるように、これまでの練習を最大限に発揮したい」と述べ、全国大会2回の経験がある後藤さんは、「中学最後の試合。この仲間で多く勝負できるように全力を尽くしたい。少しでも多く勝ち優勝したい」と述べた。
全国経験が4回と4名の中では一番多い大浦さんは、「一試合一試合頑張りたい」と述べ、初めての全国大会を経験する四藤さんは、「3年生2人にも自分にも、悔いが残らないように頑張りたい」と述べた。
同道場・山村健太郎師範は、「予選では勝てるところで負けてしまった。それをバネにして頑張ってほしい」と期待を寄せている。
長野県での開催は2013(平成25)年以来12年ぶりとなる。8月16日(土)に団体組手の1回戦が予定されている。
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