サンモール一番街で第111回小樽商大VS北大応援団対面式

 

 

 第111回小樽商科大学応援団(桑野友希団長)対北海道大学応援団(大島渉団長)の総合定期戦「対面式」が、7月6日(日)13:00から小樽サンモール一番街商店街(稲穂2)で開かれ、両大の力をぶつけ合う迫力と熱気に包まれた式典を見ようと、大勢の見物客が囲み混雑した。

 

 対面式は明治時代から代々続く100年を超える伝統ある式典。札幌市と小樽市での開催を1年毎交互に行い、2025(令和7)年度は小樽での開催となった。

 

 小樽商科大学と北海道大学の定期戦を盛り上げるため、両大の応援団が一堂に会し、勝利を願うべく両大によるエールや舞型を披露。北大団長が挑戦状を読み上げ、商大団長は応戦状で応じ、定期戦に臨む学生たちを鼓舞している。それぞれの団長の衣装にも注目が集まる。

 

 小樽商大応援団は11:10に同大正門から行進を開始。11:50にJR小樽駅で三役揃い踏み、12:10に二役揃い踏み、12:40に同商店街に到着してバンカラ集団健在の北大応援団一行を待ち、13:00から式典がスタート。

 

 両大学の校歌を披露した後、恒例の花束交換では、商大団長が花束を投げ飛ばす一方で、北大団長は花を食いちぎり罵り合う様子に歓声が沸いた。北大が不知火拳、商大は胡蝶の舞型を披露した。

 式典のクライマックス、挑戦状を大島団長が読み上げ、応戦状で桑島団長が応じ、観客の拍手や声援、現役学生やOBなどからやじも飛び交った。

 

 その後、綱引きが行われ閉式となり、北大はふんどし姿の男子学生などと輪になって団結力を見せつけ、商大もOBも加わり肩を組み絆を深めていた。

 

 商大学職員の男性は、「すごく迫力があり、小樽の方が沢山集まって応援してもらい、とてもありがたい」と話していた。

 

 ◎北海道大学応援団(外部)

 ◎小樽商科大学應援團(外部)

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